まりふのひと

2th(b)昭輔窯/竹炭作り3回目、竹酢取りにも挑戦

前回が11月17日だったので、あれから一ヶ月経ったのだ。準備もあったけど、先週は天気が悪かったから‥‥

  • 08:00
    • ブルーシートを天井代わりに張っていたが、なかなかいいようだ。(自己満足)

    • 今回は内がまの周辺に小片を立て、小片の量を多くした。(上蓋一杯までを目標)
    • ん〜ん、小片を密に詰め込むには、12cm程度(45cmの長片の1/4)と6cm(同1/8)程度の2種類がいいような気がする。

  • 09:30
    • 竹酢を取るために、漏斗を加工したものと煙突(殆どもらい物)をセット。
      これで、上手くゆくはずだッ!
  • 10:00 8℃ 着火
    • 予定より30分遅れ。マ、色々やったので仕方ないか。
  • 10:30 50℃ Start!!
    • 上蓋を土でシール
    • ありゃぁ〜 煙が吸い込まれるはずだったのに‥‥
      先行き不安になってきたぁ〜〜〜

  • 10:44 真っ黒い水滴が...

    •  真っ黒い水滴が垂れ出した。
       竹酢? それとも煤?
       慌てて、用意していたネスカフェ150gの空き瓶を置く。

  • 10:54 78℃
  • 11:00 76℃
  • 11:24 120℃
    • 煙突から出る煙がなかなか吸い込まれないので、漏斗を10cm程度上げる。
  • 11:40 123度
    • 竹酢(たぶん)が瓶の肩までたまったので他に移す。
  • 11:40 136℃

煙の色は‥‥私には判らない。で、前回のデータを参考に温度で進めることにした。

  • 12:44 178℃
    • 水滴が落ちるピッチが遅くなる
    • 焚き止め何時にするか
      • 前回(H191117)のようには昇温しない。気温の影響? 詰めた竹の量の違い?
  • 12:52 187℃ 焚き止め(2時間50分後)
    • 「前回の時間は過ぎた」、「温度も達した」と止めた。
  • 13:00 173℃
    • 温度が下降傾向で上がる気配なし。慌てて中止し、再び焚き始める。
  • 13:48 190℃ 焚き止め(3時間50分後)
    • 前回は150℃を越えてから約1時間15分、170℃を越えてから約45分後。前者をとれば13時30分頃、後者では13時25分頃となる。この辺にヒントがあったか? 一時170℃を切ったので+α。
  • 13:56 177℃
    • 温度が下がり出したが、「大丈夫」と自分に言い聞かせるものの、不安を解消するため? に、昼食に帰宅。
  • 15:08 275℃
    • 昼食から戻って温度計を見たら上がっていたので「ホッ」とする。
    • さて、養生終了を何時にするか‥‥前回は焚き止めから2時間半後、とすれば16時40分となる。
  • 15:15 305℃
    • 水滴が殆ど落ちずネバネバ状態。で、煙突を外す。温度計も掃除。
  • 15:33 372℃
    • 煙は煙突を出たところは透明状態。その上では青っぽく見える‥‥
    • 煙突の中を覗いたら、10cmぐらいが赤くなっていた。
  • 15:38 383℃
  • 15:43 400℃
  • 15:54 422℃
  • 16:16 460℃
    • 再度、煙突の中を覗いたら、20cmぐらいが赤くなっていた。
    • んーん、判らない。 そう言えば前回は「師匠の予想」より早やかったなぁ〜
    • 密封し、養生終了! (私の予想より早い...)

わかったこと

  1. 風が吹くと煙が流れて煙突に入らない。急遽、レンガを並べた。
  2. 水滴はプラの容器の上に瓶を置いて受けたが、養生中にプラの容器が融けてシマッタ。
    次回は単管の口を斜めに切って受けてみよう。
  3. 水滴(竹酢とは言えない...)は結局1200ccになった。
  4. 前回は、170℃以上×35分で焚き止め。
    今回は、一度下がったので判らないが、45分程度であっただろう。
  5. 前回は、300℃に達した後80分で養生終了。
    今回は、60分。

失敗したとすれば、2っの時間の差であろう。

追伸

  • 玄昭さんのコメントで思い出した。前回は、「乾燥が少ない」ので10〜20分×2日ほど空焚き(焚き口、煙突は開放のまま)を行っていた。
  • 竹酢液の作り方 (山野の元気窯) 
    要旨
    1. 煙の温度で82度〜150度を10mのステンレスの煙突に通し、冷えた水滴を採取。
    2. 採取した竹酢液をタンクに移し、約半年間、静置沈殿させる。その後、竹炭で濾過する。