(ver.1.22a 対応)
「マクロ仕分くん」は、「だいしん」さんが作られたフリーソフト「仕分ちゃん」を使って、ファイルを日付別に仕分ける Excel VBA(マクロ)です。
- いきさつ(後述)があって、仕分元フォルダーは DCIMのみに限定しています。
- 仕分け条件は「仕分ちゃん」そのものです。
- 「マクロ仕分くん」の中で「仕分ちゃん」を起動しているので、「マクロ仕分くん」では仕分条件の変更は出来ません。
- 対応している「仕分ちゃん」のバージョンは 1.10 です。
- 仕分け終了後、
- 仕分先フォルダーを開きます。(任意)
- ハードウェアの安全な取り外しを行います。(任意)
≪更新履歴≫
- 2018.01.19 version 1.22a:shiwakeフォルダーに「ハードウェアの安全な取り外し.lnk」を置くとエラーになるバグを修正。
- 2018.01.19 version 1.22:初期の確認メッセージをキャンセルすると、Excelに戻るようにした。
- 2016.11.17 version 1.21:ファイル名「マクロ仕分くん」を正式名にした。
- 「仕分ちゃん」と「マクロ仕分ちゃん」の区別がつかない人がおられるため。
- 2016.10.21 version 1.2
- 「仕分ちゃん」と「マクロ仕分ちゃん」を異なるフォルダーに置けるようにした。
- バージョン 1.0では同じフォルダーに置くことを必須としている。
- マクロ仕分くん をExcelの「信頼できる場所」に置くことにより、「セキュリティの警告」を出さないようにすることが可能になる。
- 「マクロ仕分くん」終了時、ハードウェアの安全な取り外しを警告する。
- 事前に「ハードウェアの安全な取り外し」ショートカットアイコン
C:\Windows\System32\rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll
を置いておくと、これを起動する。(任意:rundll32.exeの場所の確認が必要。) - Windows10の初期設定では、「ハードウェアの安全な取り外し」は必須です。(たぶん)
- 事前に「ハードウェアの安全な取り外し」ショートカットアイコン
- これを受けて、2016年11月、このページを全面改訂した。
- 「仕分ちゃん」と「マクロ仕分ちゃん」を異なるフォルダーに置けるようにした。
▲ 前提条件
- 「仕分ちゃん」は「Windows7/デジタルカメラの写真整理入門−「仕分ちゃん」を使ってフォルダ名で管理する」を参考に、インストール&設定済としています。
- (shiwake.exe,仕分ちゃんのプログラム、ver.1.10)があるフォルダーは任意ですが、
説明の都合上、ここでは、ドキュメント下の Shiwakeフォルダーとしています。
- (shiwake.exe,仕分ちゃんのプログラム、ver.1.10)があるフォルダーは任意ですが、
- 「マクロ仕分くん」は D:\****\マクロ仕分くん に置く。(任意)
- これは、Excel マクロを置く場所を、統一したいという作者の願望。
- デスクトップに「マクロ仕分くん.xlsm」を開くショートカットアイコンを置く。(任意)
- 右図の「マクロ仕分くん」のショートカットアイコンは、アイコンを変更してある。
- 右図の「マクロ仕分くん」のショートカットアイコンは、アイコンを変更してある。
- 仕分できるのは「DCIM」フォルダーのみ。
- 「DCIM」以外を指定すると、エラーになる。
- 前回の仕分元フォルダー(一般的にはSDカード)を記憶し、毎回同じであれば手間が省ける。
- この場合、SDカードをセット後「マクロ仕分くん」を起動する必要がある。
- これまで仕分ちゃんを使ってエラーが発生しなかった方は、
- □仕分前後でフォルダが異なる場合は、元のファイルを残す‥‥ 仕分元(例えば、SDカード)内の画像を削除する。
- ☑空になったフォルダは削除する
- 仕分ちゃん終了後、
- 仕分先フォルダーを開く。
- これで、仕分け直後にフォルダー名の変更が可能になる。
- 「ハードウェアの安全な取り外し」の警告を出す。
- 「ハードウェアの安全な取り外し」という名前でショートカットアイコンを登録しておくと、これを起動することができる。但し、手動で起動した方が早い。
- 仕分先フォルダーを開く。
▲ 「マクロ仕分くん」のインストール
- 「麻里府発」に接続する。
- まりふのひとの「公開」OneDrive に入り、
- ZipLib フォルダーを開く。(クリック)
- 「マクロ仕分くんv****.zip」(**** はバージョンでその都度変わる)を右クリック ⇒[ダウンロード]する。
- 「〜マクロ仕分くんv****.zip(ファイルの大きさ)を開くか、保存しますか?」と問われたら、[ファイルを開く]。
- 表示されたフォルダー「マクロ仕分くん」を選択し、コピーする。
- 自PCの D:\****フォルダーを開き、貼り付ける。
- 【ファイルの置換またはスキップ】ダイアログボックスが出たら、[ファイルを置き換える]。
- 初回時は出ないが、2回目以降は必ず出るはず...(メッセージはPCにより異なるかも知れない)
すべてのウィンドウを閉じる。(任意)
ヒント
マクロ仕分くんがインストールされているフォルダはPCで異なりますが、一般的には ドキュメント下の shiwakeフォルダーです。
現在のインストールフォルダーは、下記方法で知ることができます。
- マクロ仕分くんのショートカットアイコンを右クリック ⇒ プロパティ をクリックする。
- リンク先を選択し、コピーする。
- メモ帳を開き、貼り付ける。
- 一般的には
C:\Users\ユーザー名\Documents\shiwake\マクロ仕分くん.xlsm
と表示される。- 上記では、ドキュメントの shiwake フォルダーです。
「マクロ仕分くん」のショートカットアイコンの作成
これは、1回だけ行う。
ショートカットアイコンのデザインを変更
これは任意です。
- ショートカットアイコンを右クリック ⇒[プロパティ]をクリックする。
- 【マクロ仕分くんのプロパティ】ウィンドウで
- [アイコンの変更]をクリックする。
- 「下の一覧からアイコンを選択」し、
- [OK]
- [OK]
ハードウェアの安全な取り外しの動作確認
これは自分のPCで動作するか確認するものです。
もし動作しないようであれば、原因を調べますので連絡の上、「ハードウェアの安全な取り外し」ショートカットアイコンを削除してください。
▲ 操作方法
§1.仕分ちゃんの設定を確認する
-
- 変更することもできるので、慎重な操作が必要です。
- SDカードは装填しません。装填すると§2.となります。
- 「マクロ仕分くん」を起動する。
- 初めての時は、『仕分ちゃん(shiwake.exe)が見つかりません!』が出る(右図)ので
- [OK]をクリックし、
- 【ファイルを開く】ダイアログボックスで、(ここでは、ドキュメントにある Shiwakeフォルダーの)shiwake.exeを選択し、
- [開く]。
- 「USBメモリーカード(SDカード)がセットされていないようです。」が出る(右図)ので、[いいえ]を選択する。
- 「仕分ちゃん」の設定を変更しますか?」が出るので、
[はい]を選択する。 - 【仕分ちゃんの設定】ダイアログボックス
が表示される。 - 設定方法は「Windows7/デジタルカメラの写真整理入門−「仕分ちゃん」を使ってフォルダ名で管理する」を参考にしてください。
- [中止]または[決定]でダイアログボックスを閉じる。
§2.デジカメの写真を仕分ける
- SDカードを装填する。
- SDカードを装填した時に出る画面は、全て閉じる。
- 「マクロ仕分くん」を起動する。
- ダウンロードしたファイルを最初に開く時、警告が出ることがある。
- 『仕分ちゃん(shiwake.exe)が見つかりません!』が出た時は、§1−2.による。
- 【仕分元のDCIMフォルダーを選択してください。】ダイアログボックス
が出たら、 - SDカードのドライブを開き、
- DCIMフォルダーを選択し、
- [OK]する。
- 『「仕分ちゃん」を使って、次の条件で仕分けます。』が出るので、仕分元、仕分先を確認し、[はい]をクリックする。
- [いいえ]を選択すると、仕分元を変更できる。
- [キャンセル]を選択すると、マクロ仕分くん が終了する。
- 『仕分作業が完了しました。』が出たら、(右図)
- 「未処理ファイル数:0」を確認し
- [OK]をクリックする。
- (1)『ハードウェアの安全な取り外しを行ってください。』が出た時は、[OK]をクリックする。
(2)『ハードウェアの安全な取り外しを行いますか?』が出たら、(右図)- マクロ仕分くんの中で行うときは、[はい]を、
- 手動(通知領域の[ハードウェアを安全な取り外してメディアを取り出す])で行う時は[いいえ]を選択する。
- 「仕分先フォルダーを開きますか?」が出たら、
[はい]をクリックする。 - 仕分先フォルダーが表示されるので、日付(通常は YYYY-MMDD)のみのフォルダーを探し、フォルダ名を補完する。
- フォルダー名の補完が終了したら[閉じる]ボタンで終了する。
▲ いきさつ
- Windows8.1ノートパソコンで、大胆にもドキュメント・フォルダを右クリック ⇒ 送る ⇒ 仕分ちゃん で起動した初心者がおられる
- デジカメ初心者でもあったため「□仕分前後でフォルダが異なる場合は、元のファイルを残す」のチェックを外してあった。(現在も)
- 渦中の人は何をやったかわからない...
- 結果としてドキュメントの全てのファイルをピクチャーに移動してシマッタ!!!!!
「バックアップは採ってあります」というので、見せてもらったら 1年前の日付になっていて、完全にアウト!
ドキュメントは一応戻したが、ピクチャーには要らないファイルが一杯入ったまま...
- その後、Windows10で電源を切った後、SDカードを抜き、USBポートが使えない事態が発生した。
- 原因は「「高速スタートアップ」と「ハードウェアの安全な取り外し」は両立しない?」と推定。ドライバーの再インストールで解決した。
そこで、
- フォルダーが「DCIM」以外であれば「仕分ちゃん」を起動しない。
- 終了時、「ハードウェアの安全な取り外し」を促すようにした。
- 併せて、マクロ仕分くんと shiwake.exe を同じフォルダに置く必要がないようにした。