「いきいき談話室」で行なっている「デジカメ写真の整理術」の総集編として、整理することにした。
「デジタルカメラの写真整理入門−フォルダ名で管理する方法」と基本的には同じであるが、フォルダを日付単位で作るのが結構面倒な手作業なので、「仕分ちゃん」というフリーソフトを使うことにした。
今後も更新を重ね、6月末には完成させたい...
≪目次≫
パソコンの設定
§1.「ダブルクリックで開く」設定にする
- 麻里府パソコン同好会では規定の設定。詳細は上のリンク先を参照してください。
§2.エクスプローラー/自動的に現在のフォルダーまで展開する
- [スタート]ボタン ⇒[コントロールパネル]をクリックする。
- 「表示方法」を[大きいアイコン]または[小さいアイコン]にする。
- [フォルダー オプション]をクリックする。
- [全般]タブにある「ナビゲーションウィンドウ」
- □すべてのフォルダを表示する ‥‥ チェックは任意。現在を変えなくてよい。
- ここにチェックを入れると、[個人用フォルダー]も展開される。
- エクスプローラーを、例えば Windows+E で開く場合は、チェックを入れた方がいいかも...
- ☑自動的に現在のフォルダーまで展開する ‥‥ チェックを入れる。
- □すべてのフォルダを表示する ‥‥ チェックは任意。現在を変えなくてよい。
- [OK]ボタンをクリックする。
- コントロールパネルを閉じる。
基礎知識
■ 整理の前提
- マイピクチャーに「デジカメ」という名前のフォルダを作る。(名前は変更可)
- このフォルダに、「仕分ちゃん」を使って、デジカメのメモリーカードから「撮影年月日のフォルダ」を作り、画像をコピー(設定によっては「移動」も可能)する。
- 仕分ちゃん後、[名前の変更]を行い、「何処で」「誰が」「どうしたか」等の説明文を追記するものとする。
- カテゴリを入れたい時は、すみ付きかっこ(【 】)で括るものとする。
(使われる頻度が少ない,“()”で直ぐ変換できる) - ファイルの名前は変えない。
- カテゴリを入れたい時は、すみ付きかっこ(【 】)で括るものとする。
「仕分ちゃん」のインストール
「仕分ちゃん」は、「だいしん」さんが作られたフリーソフトで、Windows7 でも動作する。
- ダウンロードのページから shiwake.lzh(2013.05.22 現在のバージョンは 1.10)をダウンロードし(開き)
- 表示された Shiwakeフォルダーを
D:\Downloadドキュメント(任意)にコピー(復元)する。
2018.01.26追記- 最新バージョンの Windows10では lzhファイルを開けなくなった。
- 対策として、+Lhaca 1.24 をインストールし、拡張子 .lzh を +Lhaca に割り当てた。
「仕分ちゃん」の設定
- 「 Shiwake」を開き、
- 下記 【仕分ちゃんの設定】を行った後、[決定]する。
※[ファイル名]タブ
- ☑フォルダの作成とファイルの移動を行う
- 作成するフォルダのフルパス
- 右端の[フォルダの参照]ボタンをクリックし、
- マイピクチャーの[デジカメ]フォルダを指定する。
- 戻ったら、次の「変数」を追加する。
フォルダ名を、2013-0522 とする場合: \<yyyy>-<mm><dd>
フォルダ名を、H250522 とする場合: \H<ee><mm><dd>
- □ファイル名の変換を行う
- 写真(.jpg)の情報取得
- ◉Exif の情報を優先する
※[変換操作]タブ
- ☑サブフォルダ内のファイルも仕分する
- □仕分するファイルの種類を限定する
- 動画を撮るケースもあるので、チェックを外す。
- ☑仕分前後でフォルダが異なる場合は、元のファイルを残す
- 仕分け中にエラーが発生することもあるので、仕分け元のファイルは自分(手動)で削除することとする。
- 動作確認後、チェックを外しても可。(自己責任で)
チェックを外すと、仕分け元ファイルを削除する手間が省ける。
- ☑空になったフォルダは削除する
※[ショートカット]タブ
- ☑「送る」メニューに登録する
- □デスクトップにショートカットを置く(任意)
- この設定の変更等に利用する。(普段は使わない)
- □スタートメニューに登録する(任意)
デジカメ写真を整理する
§1.すべてのウィンドウを閉じる
これは必須ではありませんが、初心者を自負している人は行ってください。
ここでは、「余計なウィンドウは開いていない」前提で作ってあります。
§2.メモリーカード(コピー元)のドライブを開く
- コンピュータを開き、現在あるドライブを確認する。(任意)
- 例えば、C: と D: と E: 等です。
- 次のステップでメモリーカードを挿入すると「新しいドライブ」ができますので、「何ができるか」を見るためです。
- メモリーカードを(カードリーダー・ライターに)挿入する。
- USBのカードリーダーライターの方は、USBポートに差し込み、パソコンが認識した後に、メモリーカードを挿入します。
- メモリーカードを挿入したがために出た画面は、全て閉じる。
- 普段と違うメッセージ(エラーメッセージを含む)場合は別です。機械的に行わないようにします。
- コンピュータに新しいドライブが出来る。
- 例えば(F:)です。これが、メモリーカードのドライブです。
- 場合によっては複数のドライブが出来ることがあります。
- メモリーカードを開く。
- ドライブが複数できた場合は、順に開いてみると判ります。
- [DCIM]フォルダがあるのを確認する。
§3.デジカメの写真をパソコンにコピーする
- [DCIM]フォルダを右クリック ⇒[送る]⇒[仕分ちゃん] クリックする。
- DCIMフォルダー以外では行わないこと。そのフォルダーの中にあるファイルがバラバラになり、元に戻せなくなります。
上記操作で、マイピクチャの[デジカメ]フォルダに「撮影年月日」のフォルダー作られ、写真が仕分けられる。
§4.メモリーカードを取り出す
今、ここで行うのは安全のためです。メモリーカードの内容を変更してしまった人を何人も見ているからです。
§5.[デジカメ]フォルダーに出来たフォルダの名前を変更する
以下は私がやっている方法です。使い慣れた方法で行うべきです。
- [スタート]⇒[ピクチャ]をクリックし、
- ナビゲーションウィンドウの[ピクチャ]⇒[マイピクチャ]⇒[デジカメ]と展開する。
- 撮影年月日のフォルダを開く。
- 表示方法を[詳細]にし、
- プレビューウィンドウを表示し、画像を眺めながら「名前を何にするか」を決める。
- プレビューウィンドウを表示し、画像を眺めながら「名前を何にするか」を決める。
- ナビゲーションウィンドウのフォルダを右クリック⇒[名前の変更]をクリックする。
(または、[F2]キー押下) - [End](または[→])キーを押し、撮影年月日の右端にカーソルを移し、「何処で」「誰が」「どうしたか」等の説明文を追記する。
- カテゴリを入れる時は、カテゴリ名を【 】で括る。
- 名前を確定する。
- 繰り返す時は、ナビゲーションウィンドウで次のフォルダを開くとよい。
- 名前の変更が終わったら、プレビューウィンドウは閉じておく。
名前の付け方のヒント
- 構成:“年月日イベント”
- 年月日:例えば 2013-0529、または、H250529
- イベント:何処で、誰と、どうしたか が判るようにする。
- 例えば、“水族館”では説明不足。“孫達と下関の水族館「海響館」に行った”等の方がよい。
- 同じような主旨のサイトがあった。
- 写真整理は「ずぼら」でいこう (朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト)
- 右図は私の例です。(クリックで拡大)
- 2012年は、フォルダ数:61、ファイル数:779。1回に12〜13枚 撮っていることになる。
- [file:ogohnohito:2015-0314【MAPS】myDCIM(2014年)フォルダ一覧.pdf]