まりふのひと

CD-R,MACとの相性は悪いのか

ファイルシステム対応 OSファイル名文字数制限
ISO9660 Level 1MS-DOS
Windows95,98,NT
MacOS
UNIX
8.3形式
(ファイル名 8文字以下
拡張子 3文字以下)
ISO9660 Level 2Windows95,98,NT
MacOS
UNIX
31文字
ISO9660 Level 3Windows95,98,NT
MacOS
UNIX
31文字
JolietWindows95,98,NT64文字
RomeoWindows95,98,NT4.0128文字
HFSMacOSMacOS準拠
RockRidgeUNIXUNIX準拠

      • ISO9660レベル 1
         [ISO9660レベル 1] というのが、CD-ROMの標準的なファイルシステムとして考え出された規格。最初に作られたレベル 1は MS-DOSを含むどんな OSでも読み込むことができるが、そのため MS-DOSの文字種/文字数(ファイル名 8文字以下 + 拡張子 3文字以下)と同じ制限がある。また、ファイルの配置は断片化せず、連続していなくてはならない。
      • ISO9660レベル 2 とレベル 3
         [レベル 2] はレベル 1を拡張したもので、文字数制限はなくなったが、ファイルの連続配置などの制限が残っている。これに対して、ファイルの分割書き込みが行えるようになったのが [レベル 3] だ。パケットライトソフトで作成した ISO9660の CD-ROMは、このISO9660レベル 3となる。
    • 第一回 超初心者CD-R講座 ― OSの機能でCD-Rに記録してみよう
      • 〜 そこで、Windows XPで書き込んだディスクをMacOS 8.x〜9.xの相手に渡す場合は、ファイルをCDにコピーした後([CD書き込みウィザード]を始める前)にエクスプローラでCDの内容を表示して、フォルダ名は半角英数8文字、ファイル名は半角英数8文字+半角英数3文字の拡張子に変更しよう。これで、MacOS 8.x〜9.xで読み込んだときに、ファイル名やフォルダ名が正しく表示される。

これでは、全然問題解決にならないょ

  • ISO 9660 【High Sierra】 ‥‥ IT用語辞典e-Words より
    • ファイル名の長さなどによってLevel1からLevel3まで定義されている。どのLevelもディレクトリの階層は8階層までである。
    • Level1 ではディレクトリ名は8文字まで、ファイル名は8文字以下+拡張子3文字までという制限があり、使える文字は英大文字と数字、「_」(アンダースコア)である。
    • Level2 では、使える文字の種類はLevel1と同じだが、ディレクトリ名は31文字まで、ファイル名は27文字以下+拡張子3文字以下となっている。
    • Level3 ではファイル名の制限や使える文字の種類は Level2 と変わらないが、一つのファイルを不連続な複数の領域に分散して書き込める「マルチエクステンド」形式の使用が可能になっている。
  • 次世代に向けたCD-R/RWの書き込み機能のサポート
    • WindowsXP がサポートしている CD-R/RW の書き込み機能は、ただこれだけのことで、サードパーティ製の高機能なライティング・ソフトウェアと異なり、Jolietや ISO 9660 といったファイル・システムを指定したり、ディスク・アットワンスやトラック・アットワンスなどの書き込み方法を指定したりする必要はない。というよりも、初期値から変更できないといった方が正しい。作成されるCDのフォーマットについては、マイクロソフトのドキュメントなどに情報がなく不明だが、実際に試した結果、日本語ファイル名やロング・ファイル名も問題なく書き込めた。なお、作成された CD-R/RW はクローズ処理されていない、データを追記可能な状態となる。クローズ処理は指定できないので注意したい。また、上述した手順でも分かるとおり、オンザフライ書き込みもサポートされていない。[CDドライブのプロパティ]画面で指定可能なオプションは、CDイメージを作成するドライブと、書き込み速度だけだ。