まりふのひと

Windows10 Creators Update後の要注意事項を確認

 Solomonレビュー[redémarrage] さんが「アップデート後の注意点」を挙げている。何時も親切な内容で感謝!感謝である。
今回も参照しながら、自分なりに解釈してみた。

  • アップデートにおける設定の継承
     ローカルアカウントで利用しているパソコンではアップデート後にプライバシー設定の変更とMicrosoft推奨アプリへの切り替え要求が表示されました。Microsoftアカウントで利用しているパソコンでは何も聞かれずアップデートが完了しました。
    • Windows10デスクトップの時、プライバシーの設定が出なかったような気がしたのは、このためか...

  • エクスプローラーでの一覧表示
    すなわち、短いファイル名の後ろの空白部分もファイル名が伸びているように扱われるのです。
    ドラッグアンドドロップエクスプローラー間のコピーを行う場合、従来なら短いファイル名の後ろの空白部分にドロップすればコピーできました。しかしWindows 10 バージョン1703では、ドロップした場所が実行ファイルの後ろの空白部分だと「コピー」ではなくドロップしたファイルを使用した「実行」になってしまうのです。
    また、ZIPファイルの場合はドロップしたファイルをZIPファイルに追加することになります。
     Windows10 バージョン1703では、ドラッグアンドドロップでの操作には注意する必要があります。
    • OneDrive上のファイルを[一覧]表示で選択し、違いを見た。



      Windows7Windows10 Creators Update後
      選択範囲(長さ)の違いは明白で、ビックリ。長いファイル名をよく使う自分にとってヤバイことになった...

  • Internet Explorerの2つの罠

    Microsoft Edgeを開く」ボタン

     どんなことをしてでもEdgeを使わせたいMicrosoftは「Microsoft Edgeを開く」ボタンなるものを新設しました。

    マイニュースフィード

     ブラウザーを起動したときに最初に表示されるページを「空白ページ」または「新しいタブページ」にすることで無駄な通信を無くしブラウザーの起動を速くすることができます。ところがWindows 10 バージョン1703のInternet Explorerでは「新しいタブ」を指定してもMSNのニュースフィードを表示するように変更されました。
    • 何れも設定を変更し、Creators Update前の状態に戻した。

  • Microsoft IME
    Windows 10 バージョン1703ではアプリを切り替えることで現在の入力モードが変わると画面中央にこのような表示が出るようになりました。
    最初は便利に思えるのですが次第に五月蠅く感じられるようになります。
    • いつも[入力モード]を見て操作しているので、最初から五月蝿かった。

  1. アクティブ時間
     アクティブ時間は「設定」アプリの「更新とセキュリティ」の「Windows Update」で「アクティブ時間の変更」をクリックして設定します。
    午前8時から午前2時までの18時間に設定すれば一般的にはパソコンを利用中に勝手に再起動されることはなくなるでしょう。
    • MiPS終了時に「電源を切らないでください」対策として、8時〜18時にするのが良いかも...

  • 更新の延期
     Windows10 バージョン1703ではより正確にアップデートの種類ごとに設定できるようになりました。ただし、これもWindows 10 Pro以上の機能であり、Windows 10 Homeではコントロールできません。
    • Windows10 Homeでは設定出来ないのでパス。

  • 回復パーティション
     Windows 10はクリーンインストールした場合、回復パーティションとして450MBのパーティションが作成されます。しかし、インストールされているアプリやドライバーによっては450MBでは不足するためか、アップデートすると新しい回復パーティションがシステムパーティションの後に作成されます。
     ストレージが32GB程度しかないタブレットなどではアップデートするよりクリーンインストールした方がよいかもしれません。
    • 我々が使うノートパソコンでは、深く考えなくても良いようだ。
       因みに、PCを右クリック ⇒ 管理 ⇒ディスクの管理 で見ることが出来る。
    • 参考)回復ドライブを作成する方法(パソコン@エンジニアの休日)
       Windowsには “回復ドライブ” と呼ばれる機能が搭載されています。リカバリーディスクやDtoD領域がないパソコン(ポータブックなど)は回復ドライブを作成しておくと安心です。

  1. コントロールパネル
     Windows10 バージョン1703では[Windows]+[X]で表示されるメニューから「コントロールパネル」が削除されて代わりに「設定」アプリが登録されました。ただし「コントロールパネル」は無くなったわけではありません。スタートメニューの「Windowsシステムツール」というグループに残っていますのでスタートにピン留めしておくのがよいでしょう。
    • 事前にわかっていたので、スタートを右クリック ⇒ コントールパネル をスタート画面にピン留め しておいた。

  • Windows PowerShell
     「コマンドプロンプト」はスタートボタンを右クリックするか[Windows]+[X]で表示されるメニューから起動できます。ところがWindows 10 バージョン1703からは既定では「Windows PowerShell」に変更されました。
     なお、「Windows PowerShell」はスタートメニューの「Windows PowerShell」グループから、「コマンドプロンプト」は「Windowsシステムツール」グループからそれぞれ起動できます。
    • 私のPCは、従来通り「コマンドプロンプト」が表示されるように戻してあった。何時やったのかなぁ〜

  • テーマ
     従来、画面の壁紙やウィンドウの色などを一括して設定できるテーマはMicrosoftのダウンロードセンターからダウンロードしてインストールするものでした。
    Windows 10 バージョン1703からは「ストア」アプリ経由でインストールする仕様に変更されました。
    • 壁紙は使っていないので、興味なし。

  • アプリケーションの互換性
     Windows 10 バージョン1703にアップグレードしたことでいくつかのアプリケーションが動作しなくなりました。
    これは利用しているアプリによるため全く影響のない人もいるでしょう。しかし、動作しないアプリの状態を見てみるとサービスの起動に失敗したりDLLが異常終了するなどAPIの仕様変更の影響と思われるものがあります。
    • MiPSで使っているノートPCの Spybot が削除されたが、その後、自動的にインストールされた。
       が、まだ動かしていないので動作は不明。
≪番外≫
  1. すぐ使いたい! Windows 10 Creators Updateの新機能5つ(できるネット 2017年4月11日 公開)
    1. フォルダーが使えるスタートメニュー
    2. [設定]が改善され、さまざまな機能がわかりやすく
    3. テーマ機能が刷新されて使いやすく
    4. 使い勝手の向上した[Microsoft Edge
    5. Windows 10が目に優しくなった!?
  2. デスクトップアイコンのサイズ変更方法−Ctrl+ホイール(インストラクターのネタ帳 2007年09月12日)
    ▼操作手順デスクトップアイコンのサイズを変更する
     [Ctrl]キーを押しっぱなしの状態でマウスホイールを回転する。マウスホイールを↑方向に回転させると、アイコンが拡大し、↓方向に回転するとアイコンが小さくなります。
    • IEInternet Explorer)6の場合、[Ctrl]キー+マウスホイールで文字サイズが変更できることをご紹介しました。
    • 2000以降のOfficeのヘルプも[Ctrl]+マウスホイールで、文字サイズを変更できます。
    • Officeでも[Ctrl]+マウスホイールで表示倍率を変えられます。
    • 例えば、ブログに[写真]を挿入(アップロード)する時、アイコンが小さくて見づらい場合等にも使える。