まりふのひと

「テンプレート往復はがき_縦書き宛名」の使い方

テンプレートのダウンロード

  1. まりふのひとの公開 OneDrive に接続し、
  2. 「Wordで作る縦書き宛名往復はがき」(圧縮(zip形式)フォルダ)を選択,ダウンロードする。
  3. ダウンロードしたファイルを開き、
  4. 「Wordで作る縦書き宛名往復はがき」(フォルダ)をマイドキュメント等に復元する。
    • ダウンロードが 2度目以降は、上書きする。
  5. 「Wordで作る縦書き宛名往復はがき」フォルダの下に、2っのファイルがある。
    • テンプレート往復はがき_縦書き宛名.dotx ‥‥ Wordのテンプレート
    • マクロ筆ぐるめCSV住所録変換.xlsm ‥‥ 筆ぐるめのCSV住所録を変換する Excelマクロ

「テンプレート往復はがき_縦書き宛名のページ設定」等

 ここでは、宛名印刷(差し込み印刷)に限定している。それ以外、例えば文面の作り方は各自で行うことになるので、このテンプレートのページ設定を参考までに載せた。


 ページ設定
 特徴は「2段組み」で、各ページとも 1段目(左側)が宛名、2段目(右側)が文面となる。

  • 用紙・タブ
    • 用紙サイズ: 往復はがき(200mm×148mm)
  • 余白・タブ
    • 印刷の向き: 横
    • 余白 上下: 10mm、左: 10mm、右: 7mm
  • 文字数と行数・タブ
    • 文字 方向: 横書き、段数: 2
    • 8標準の文字数を使う
  • [フォントの設定]ボタン
    • 日本語用のフォント: HG正楷書体-PRO
    • 英数字用のフォント: (日本語用と同じフォント)
    • サイズ: 12
  • [グリッド線]ボタン ‥‥ 任意
     これは Word の設定になるので、終了後は元に戻す必要があろう。
    • 文字グリッド線の間隔: “0.5mm”‥‥ 入力する
    • 行グリッド線の間隔: “0.5mm”‥‥ 入力する
    • Rグリッド線を表示する
    • R文字グリッド線を表示する間隔: 4本(=2mm間隔)
    • 行グリッド線を表示する間隔: 4本(=2mm間隔)
ヒント
  1. ページ設定が終わったら、ルーラーで 2段組みになっているのを確認する。
  2. グリッド線を細かくしたのはテキストボックスの配置のため。煩わしい場合、強いて表示する必要はない。
  3. [編集記号の表示]も任意だが、表示した方が良い。


 段組みの変更
 既定の「2段」では間隔が 2字(約 8.5mm)となった。左の余白が 10mmなので、いかにも小さい。
そこで、間隔を 4字(約 17mm)とし、右余白を小さくし、(10mm → 7mm)2段目の文字数を増やすようにする。

  1. ページレイアウト・タブ/ページ設定Gr.の[段組み]をクリックし、
  2. [段組みの詳細設定]をクリックする。
     →【段組み】ダイアログボックスが表示される。
  3. 「段数」が 2 になっているのを確認する。
  4. R段の幅をすべて同じにする」のチェックを外す。
  5. 段の番号 1の段の幅を 19字に、間隔を 4字 にする。
  6. 段の番号 2の段の幅が 20字台になる。(たぶん)
  7. [OK]で閉じる。


 2ページ分(4段)の白紙を作る

  1. 1ページ 1行 1列目にカーソルを移し、
  2. Ctrl+Shift+Enter(改段)
    • 段区切り記号が表示される。
  3. 1行の空行を作り、(Enter)
  4. Ctrl+Enter(改ページ)
  5. カーソルが 2ページ 1行 1列目に移るので、Ctrl+Shift+Enter(改段)
  6. 1行の空行を作る。(Enter)‥‥ 任意


「テンプレート往復はがき_縦書き宛名」の使い方


 テンプレートの開き方

  1. 「テンプレート往復はがき_縦書き宛名」アイコンをダブルクリックする。
    または、「テンプレート往復はがき_縦書き宛名」アイコンを右クリック ⇒[新規作成]をクリックする。
  2. 開くと「新規文書」となり(タイトルバーのファイル名は、文書1 等になる)、2ページの文書が表示される。
    このページにカーソルを移すと、ルーラーで左/右の識別が容易になる。(右図)

    • 1ページ目の 1段落目(左側)
      • 往信面の宛先
      • 全てテキストボックスを貼り付けてある。
    • 1ページ目の 2段落目(右側)
      • 返信面の裏
      • テキストボックスは削除して使う。
    • 2ページ目の 1段目(左側)
      • 返信面の宛先
      • テキストボックスを貼り付けて作ってある。
    • 2ページ目の 2段落目(右側)
      • 往信面の裏
      • テキストボックスは削除して使う。
ヒント
  • 文頭にカーソルを移すには、Ctrl+Home が便利。文末は Ctrl+End
  • 次のページにカーソルを移すには、Ctrl+PageDown が使える。
  • 次の段落にカーソルを移すには、Ctrl+→


 郵便番号のテキストボックス
 郵便番号の位置は厳密に規定されている。

  • 上 3桁の間隔(7mm)と下 3桁の間隔(6.8mm)が微妙に違う...



 フォントサイズを 18pt.にし、枠内に納めるために試行錯誤した結果、テキストボックスの書式は、次のようになった。

Gr./Dialog項目郵便番号上3桁|郵便番号下4桁
フォントGr.フォントOCRB18pt.
フォント文字間隔広く− 9.2pt.|広く− 8.5pt.
レイアウト水平方向/右方向の距離36.2mm、基準:段|58.2mm、基準:段
垂直方向/下方向の距離0mm、基準:段落
高さ固定:8.03mm
固定:22.97mm|固定:29.55mm
アンカーを段落に固定するR
図形の書式設定テキストに合わせて図形のサイズを調整する
内部の余白左/右: 0mm、上/下: 0mm
図形内でテキストを折り返すR

郵便番号のテキストボックスは、くれぐれも動かさないようする。



往信面の宛名を完成させる(差し込み印刷文書にする)

 ここでは、次のような Excel 住所録が作ってあるものとする。


(項目名が重要で、並び順や列番号は問わない)


 1.差し込み文書にする

  1. 差し込み文書・タブを選択する。
  2. 差し込み印刷の開始Gr.の[宛先の選択]をクリックし、
  3. [既存のリストを使用]をクリックする。
  4. 【データファイルの選択】ダイアログボックスで
    1. (上図の)Excel 住所録を選択し、
    2. [開く]
    3. 【テーブルの選択】ダイアログボックスで住所録のあるシートを選択する。
    4. R先頭行をタイトル行として使用する を確認し、
    5. [OK]
  5. 元の画面(差し込み文書・タブ)に戻る。


 2.差し込みフィールドを割り当てる
 全てテキストボックスで作ってあるので、差し込み文書・タブ/文章入力とフィールドの挿入Gr.の[差し込みフィールドの挿入▼]ボタンを使って、次を行う。

  • 郵便番号上3桁
    1. 郵便番号の上3桁のテキストボックス内をトリプルクリックする。
       →郵便番号上3桁が選択される。
    2. [差し込みフィールドの挿入▼]をクリックし、
    3. [郵便1]をクリックする。
       →テキストボックス内に“《郵便1》”と表示されるが、隠れて全体が見えない。

 以下、同様に操作する。

  • 郵便番号上4桁
    • 郵便番号の上4桁をトリプルクリック、[郵便2]フィールドを挿入する。
  • 住所1行目
    • 住所1行目をトリプルクリック、[住所1]フィールドを挿入する。
  • 住所2行目
    • 住所2行目をトリプルクリック、[住所2]フィールドを挿入する。
  • 住所3行目(マンション名)
    • 住所3行目をトリプルクリック、[住所3]フィールドを挿入する。
  • 宛名
    1. 宛名をトリプルクリック、[名前]フィールドを挿入する。
  • 宛名敬称
    • 固定の場合は、その文字に変更し、フィールドは挿入しない。
    • 名前により変わる場合は、[敬称]フィールドを挿入する。
  • 連名
    • 連名を使わない場合は、テキストボックスそのものを削除する。
    • 連名を使う場合は、[連名1]フィールドを挿入する。
  • 連名敬称
    • 固定の場合は、その文字に変更し、フィールドは挿入しない。
    • 連名により変わる場合は、[敬称1]フィールドを挿入する。
  • 連名2〜5、敬称2〜5
    • 使うのであれば、連名1および敬称1のテキストボックスをコピーして作る。(住所録にも必要)
  • 差出人
    • テキストボックス内に入力する。
    • 不要であれば、テキストボックスそのものを削除する。



 3.カスタマイズ
 このテンプレートは、次の条件で使えるように作ってあります。

  • 住所1: 17字以下
  • 住所2: 17字以下
  • 住所3: 20字以下
  • 宛名(名前): 8字以下
  • 連名: 4字以下

逆にいえば「体裁は無視」してあります。
 自分の住所録に合った体裁にするには、

  1. テキストボックスの位置
  2. テキストボックスの大きさ(主に 高さ)
  3. フォント
  4. フォントサイズ

を自分で変える(カスタマイズする)必要がある。

 現在、住所1〜住所3の文字数は上記に「固定」してあるため、これをカスタマイズしても現バージョンでは対応できません。
必要な方は申し出てください。対応方法を検討します。

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