まりふのひと

Excel2010でマクロを使うための準備


 [開発]タブを表示する

  1. [ファイル]タブを選択する。
  2. [オプション]をクリックし、
  3. [リボンのユーザー設定]をクリックする。
  4. 「メインタブ」の下にある R開発 にチェックを入れる。
  5. [OK]をクリックする。


 任意の設定
[開発]タブにあるコマンドと重複するので任意であるが、[ホーム]タブ等からも出来るようにするもの。

  • ステータスバーに[マクロの記録]ボタンを表示する
    1. ステータスバーの何もない場所を右クリックし、
    2. [マクロの記録]にチェックを入れる。

  • クイック アクセス ツールバーに[マクロの表示]ボタンを追加する
    1. [開発]タブ/コードGr.の[マクロ]ボタンを右クリックし、
    2. [クイック アクセス ツールバーに追加]をクリックする。


 ショートカット キー

  1. Visual Basic Editor の起動 ‥‥ Alt+F11
  2. マクロの表示 ‥‥ Alt+F8


 VBE のオプション

  • [編集]タブ
    1. R変数の宣言を強制する
    2. R自動インデント
      • タブ間隔: 4
  • [エディターの設定] ‥‥ 任意
    • コードの表示色
       キーワードの前景: ピンク
       識別子の前景: 紺
    • フォント名 ‥‥ 「メイリオ(日本語)」が高齢者に優しいかも。
    • フォントサイズ ‥‥ 11 程度


 その他知っておきたいこと

  1. マクロを作ると、xlsm 形式,マクロ有効ブックで保存する必要がある。
     xlsx 形式ではマクロを保存できない。
  2. マクロの保存先 ‥‥ 標準的には「作業中のブック」になる。
    • 作業中のブック
      現在使用中のブックに保存する。作成したマクロを作業中のブックでのみ使う場合に選択する。
    • 個人用マクロブック
      共通して使うマクロはここに保存する。個人用マクロブックは
       「C:\User\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART内にPERSONAL.XLSB」
      というファイル名で自動的に保存される。(AppDataは隠しファイル)
    • 新しいブック
      新規ブックを作成し、マクロを保存することができる。
      作業中のブックにマクロを持ちたくない場合に選択する。
  3. マクロ名
     兎に角、判りやすい名前にすることが肝要。
    • 先頭は文字とする(数字,記号は不可)
    • 2文字目以降は英数字と“_”(アンダースコア)が使える。
    • スペースは使えない。
    • 半角換算で255文字以内にする。