よくわかるWord2007ドリル の Lesson29:長文作成をサポートする機能、に目次を作る方法が載っているが、表示・目次がある関係で、本文が4ページからになる。これを1ページからにする方法の一例を紹介する。そのための条件としては、
- 表紙・目次と本文のセクションを分ける。
- 通常のWord文書では 1セクションであるが、これを2つのセクションに分ける。
- 表紙・目次のセクション(セクション1)ではページ番号を表示しないが、本文(セクション2)のフッターには、1から始まるページ番号を振る。
- セクションを分ける例としては「段組み」があるが、この場合、段組みにすることにより自動的にセクションが分けられるが、今回は手動で行う必要がある。
以下は、Windows7/Word2010 で行った例です。
- Lesson29を完成させる。
- セクションを分ける位置(4ページ、1行5列目)にカーソルを移す。
- ステータスバー → セクション:1 と表示
- [ページレイアウト]タブ/ページ設定Gr.の[ページ/セクション区切りの挿入]をクリックし、
- [現在の位置から開始]をクリックする。
- ステータスバー → セクション:2 と表示
- セクション2 の任意の位置にカーソルを移し、[挿入]タブ/ヘッダーとフッターGr.の[フッター]ボタンをクリックし、
- [フッターの編集]をクリックする。
- [デザイン]タブ/ナビゲーションGr.の[前と同じヘッダー/フッター]がオンになっているのでオフにする.
- [デザイン]タブ/ヘッダーとフッターGr.の[ページ番号]ボタンをクリックし、
- [現在の位置]をポイント,
- 「シンプル」の[番号のみ]をクリックする。
- 「X/Y」を選択した時の総ページ数は、表示・目次を入れた値になる。
- 引き続き、[ページ番号]ボタンをクリックし、
- [ページ番号の書式設定]をクリックする。
- 【ページ番号の書式】ダイアログボックスで
- 「開始番号」を“1”に変更し、
- (「番号書式」の変更可能)
- [OK]ボタンをクリックする。
- フッターに戻ったら、[ホーム]タブで書式の設定を行う。(任意)
- 例えば、j中央揃えにする。kフォントサイズを変える。l前後に“−”を入れる等。(“− 1 −”)
- フッターを閉じる。
■ 目次のページ番号を付け直す
- 目次の任意の位置にカーソルを移し、
- [参考資料]タブ/目次Gr.mp[目次の更新]ボタンをクリックする。
- 「ページ番号だけを更新する」を選択し、
- [OK]ボタンをクリックする。