「署名を使い分けたい‥‥」とググっていたら「人力検索はてな」にあった。
メールソフトThunderbirdで、署名を何種類か使い分けるにはどうしたら良いですか? OutlookExpressではできたのですが、Thunderbirdではやり方がわからなくて不便なのです。
■ 試して解ったこと
WindowsXP の Thunderbird 9.0.1 で試したところ、OutlookExpress のような使い分けは出来ないことが解った。。
- 署名はアカウント毎の作成となる
- [ツール]メニュー ⇒[アカウントの設定]をクリックする。
- 左側のペインよりアカウントを選ぶ。
- 「署名編集」欄に署名を入力する。
- R ファイルから署名を挿入する 場合は、[参照]をクリックし、ファイルを指定する。
- [OK]
- 同じアカウントで差出人名を使い分ける
これは、同じ差出人でも、ある時はAという名前で、ある時はBという名前で送信する場合です。名前を複数持つので、それに応じた署名も作れる‥‥ という訳です。- 上記の方法で1つ目の名前の署名を作ります。
- 2つ目は、【アカウント設定】ダイアログボックスの[差出人情報を管理]ボタンをクリックし、
- [追加]ボタンをクリックする。
- 【差出人情報の設定】ダイアログボックスの[設定]タブで、1つ目と同じ要領で「名前」、[メールアドレス]と署名を入力する。
- [OK]
■ 署名を OutlookExpress 風に使い分ける
それでもググっていたら、『Thunderbirdで複数著名の切り替えを簡単に - 「Signature Switch」』(マイナビニュース)という記事に行きついた。
Thunderbirdで、1つのメールアカウントの署名を送信相手に合わせて使い分けたい場合は、「Signature Switch」アドオン を利用するとスマートに署名を切り替えることができるようになります。ただし海外製のアドオンのため、日本語環境で利用するには少々設定に工夫が必要です。
以下、上記サイトの記述に則って行った。
§1.「Signature Switch」をインストールする
- 作者の Webサイトにアクセスする。
- [今すぐダウンロード]する。
- 「signature_switch-1.6.9-tb.xpi」を任意のフォルダに[保存]する。
- Thunderbird を起動する。
- [ツール]メニュー ⇒[アドオン]をクリックする。
- [アドオンツール]ボタン ⇒[ファイルからアドオンをインストール]をクリックする。
- 保存したファイルを[開く]き、
- [今すぐインストール]する。
§2.署名を記述したテキストファイルを必要な分 作成する
例えば、「署名E友」,「署名標準」,「署名フル」等を準備する。
§3.日本語パソコンに合った設定をする
§4.署名オン/オフ ボタンを作る
§5.署名を登録する
署名は予めテキストファイルに作っておく必要があります。
- メール メッセージを[作成]する。
- [署名 オン/オフ]ボタン右の[▼]をクリックし、
- [設定]をクリックする。
- [メイン]タブで、
- [新規]ボタンをクリックし、
- 表示名を入力する。
- 署名ファイル欄の右にあるフォルダのボタンをクリックし、
- 署名ファイルを選択し、[開く]。
- 【署名用ファイルの設定】ダイアログボックスに戻ったら[OK]。
- これを繰り返す。
署名ファイルの順序は、 で変えることが出来る。 - [OK]ボタンをクリックすると終了する。
§6.署名を入力する
メール メッセージの[作成]ウィンドウで、
- 署名を入れるには[署名 オン/オフ]の右の[▼]をクリックし、表示名をクリックする。
- 署名を削除するには、[署名 オン/オフ]ボタンをクリックする。
【参考】
-
- 署名は、文末に追加される。
- その際、“--”の行が作成され、その下に署名が入る。
- “--”行以下が署名と判断されるようだ。