昨年4月に麻里府パソコン同好会(MAPS)に入会された方を対象に、
これは、「最初に触れたパソコンが Windows7だった初心者」向けであり、Windows7に乗り換えた方は対象にしていない。前者の方と向き合って2年余、マウスやキーボードの操作が出来るようになったら、jWordや Excelを教える前に「知ってもらいたいことがある。1年間程度は、k「Windows7のエディション ダウン」(Home Premium → Starter)の方が Windowsパソコンを理解し易いのではないか... と考えた結果の提案である。
Windows7 Aero の機能
「パソブル - パソコン サポート」から、改めて確認する。
No. | 機能名 | 概要 | 要否 |
---|---|---|---|
1 | Aero Shake | ウィンドウのタイトルバーをクリックしたまま振ると、それ以外のウィンドウがすべて最小化される | △ |
2 | Aero Snap | ウィンドウを画面上部にドラッグすると、デスクトップ全体に半透明のフレームが表示され、そのままドロップすることで全画面表示に切り替わり、デスクトップの端にウィンドをドラックすると画面の半分位のウィンドにる | △ |
3 | Aero Peek | [Windows]+[Space]キーで、すべてのウィンドウを透明にする | × |
4 | フリップ | [Alt]+[Tab]キーで、ウィンドウを切り替えるときに、使用中のウィンドウをサムネイル表示する | × |
5 | Aeroグラス | ウィンドウの枠が半透明になって下のウィンドウやデスクトップが透けて見える | × |
6 | タスクバー サムネイル | タスクバーを使ってウィンドウを切り替えるときに、使用中のウィンドウをサムネイル表示する | × |
7 | フリップ3D | [Windows]+[Tab]キーを押すことで使用中のウィンドウを3D表示しながら切り替える | × |
- No.1
- No.2
- No.1と同じ理由で、初心者には不要。誤って操作し、元に戻す方が大変?
- 最大化は、タイトルバーをダブルクリックで出来る。
元に戻すには、タイトルバーをドラッグすればよい。 - [並べて表示]はタスクバーで行える。
- 不要なウィンドウは最小化しておく必要がある。
- 元の大きさには戻せない。(たぶん)
- No.3
- この機能の使い方がわからない。[Windows]+[D]ではダメなの?
- No.4
- ウィンドウの切り替えに「サムネイルの方がわかり易い」と感じている人は、初心者ではないのではないか...
- No.5-7
- どういうウィンドウを開いているか「見ないと判らないほど開くなッ!」と言いたい...
エアロを使う前に「知らねばならないことがあるでしょう」と云うことで、結論は「不要」。
※ 参考) Windows7 エディションの機能比較
CNET Japan から、「Starter」と「Home Premium」の違いのみを抜粋。
機能 | Starter | Home | Professional |
---|---|---|---|
32ビット版/64ビット版 | 32ビット版のみ | 両方 | 両方 |
最大物理メモリ(64ビットモード) | 該当なし | 16Gバイト | 192Gバイト |
Home Group(作成および参加) | 参加のみ | 対応 | 対応 |
マルチモニタ | 非対応 | 対応 | 対応 |
高速ユーザー切り替え | 非対応 | 対応 | 対応 |
デスクトップの壁紙変更 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Desktop Window Manager | なし | あり | あり |
Windows Mobility Center | なし | あり | あり |
Windows Aero | なし | あり | あり |
マルチタッチ | 非対応 | 対応 | 対応 |
プレミアムゲーム | なし | あり | あり |
Windows Media Center | なし | あり | あり |
Windows Media PlayerのRemote Media Experience | 非対応 | 対応 | 対応 |
Windows XP Mode | なし | なし | 対応 |
-
- Starterエディションの購入を勧めるものではない。
- Professionalには、他にも出来る機能がある。