MAPSの収支表はUSBメモリーに持ち、次の世話人に引き継ぐこととした。
おまけでもらった 128MBのUSBに、雛形を入れ、これに手を加えた。最初から作る時のポイント(Excel2003で作成する場合)は、
- 入力しながらセルの設定等は行わない。
- 書式設定、入力規制等の設定は列単位で行う。
- セルでは、選択の範囲が決められない。
- 最後に、表題や項目名を完成させる。
§1.項目とセルの書式設定
- 日付
- 表示形式: ユーザー定義/“gee/mm/dd (aaa)”
- 入室者
- 表示形式: 数値/桁区切りを使用する
- 配置: 横位置/中央揃え
- 費目
- 収入
- 表示形式: 数値/桁区切りを使用する
- 支出
- 表示形式: 数値/桁区切りを使用する
- フォント: 色/赤
- 残金
- 表示形式: 数値/桁区切りを使用する
- 備考
§2.データの入力
- この時点で、最初のデータと2番目のデータを入力します。
これは「残金の数式」の整合性を確認するためです。 - 最初のデータの残金は、計算式で、「収入−支出」とするのがいいでしょう。
書式を数値にしてあると、エラーインジケータ が付く。(たぶん) - 2番めのデータの残金はの計算式は、「前回の残金+今回の収入−今回の支出」とします。
- 仮の値でもOKですが、「残金は入力できない」よう入力規制しますので、この入力規制を解除する必要があります。
§3.入力規制
- 日付、入室者、収入
- 日本語入力/オフ(英語モード)
- 支出
- 条件の設定: 整数/次の値以上/0
- エラーメッセージ−無効なデータが入力された時に表示するエラーメッセージ: (スタイル)停止/(タイトル)“支出の入力”/(エラーメッセージ)“0以上の値を入力してください。”とした。
- 日本語入力/オフ(英語モード)
- 残金
- 設定−条件の設定: 文字列(長さ指定)/次の値以下/“0”
- 入力時メッセージ−セルの選択時に表示するメッセージ: (タイトル)“残金の入力方法”/(メッセージ)“上のセルの計算式をコピー(Ctrl+D)します。”
- エラーメッセージ−無効なデータが入力されたときに表示するエラーメッセージ: (スタイル)停止/(タイトル)“残金”/(メッセージ)“残金の入力はできません。上のセルの計算式をコピーしてください。”
- 日本語入力/オフ(英語モード)
§4.セルの保護
- 入力する項目の列を全て選択し、
- 右クリック ⇒[セルの書式設定]
- [保護]タブの「ロック」のチェックを外す。
これを行っても表面的に変わる所はないが、後述の「シートの保護」を行うと、チェックを外したセル以外は入力できなくなる。
§5.表題・項目名の書式設定
- 列の書式設定・入力規制等で設定が変わっているので、全て標準に戻してから行う。
- 入力規制の解除は、[すべてクリア]ボタンで行える。
- セルの書式設定−保護 の「ロック」も標準に戻す。(チェックを入れる)
- これは、入力項目でないため。
§6.保護する
[書式]メニュー ⇒[セル]⇒[保護]タブで「ロック」を外したセルしか入力できないようにする。
- [ツール]メニュー ⇒[保護]⇒[シートの保護]をクリック
- 「ロックされていないセル範囲の選択」「列の書式設定」にチェックを入れ、それ以外はチェックを外し、
- [OK]