まりふのひと

既定のショートカットキーを自分の使い易いように変える

Wordを使いこなしてゆくと、頻繁に使う操作をマウスで行うのは意外と面倒になります。
私の場合、使ったことのない「既定のショートカットキー」を、よく使う機能に置き換えてあります。

No.ショートカット割り付けた機能既定の機能
1[Ctrl]+[M]1文字インデント段落を左端からインデントする
2[Ctrl]+[Shift]+[M]1文字インデントの解除左端からの段落のインデントを解除する
3[Ctrl]+[T]1行目の1文字インデントぶら下げインデントを設定する
4[Ctrl]+[Shift]+[T]1行目の1文字インデントの解除段落の最初の行のインデントを解除する
5[F5]既定の機能から削除【検索と置換】ダイアログボックスの表示

WindowsXP/Word2003で設定する方法です。

  1. [ツール]メニュー ⇒[ユーザー設定]をクリックする。
  2. [キーボード]ボタンをクリックする。
  3. 1文字インデントに [Ctrl]+[M] を使う 設定
    1. 分類: [書式]を選択(クリック)する。
    2. コマンド: “IndentChar”を選択する。
    3. 割り当てるキーを押してくださいボックスにカーソルを移し、[Ctrl]+[M]を押す。
    4. 現在の割り当て: Indent と表示される。
    5. [割り当て]ボタンをクリックする。
    6. 現在のキー: Ctrl+M と表示される。
  4. 1文字インデントの解除に[Ctrl]+[Shift]+[M] を使う 設定
    1. 分類: [書式]を選択(クリック)する。
    2. コマンド: “UnIndentChar”を選択する。
    3. 割り当てるキーを押してくださいボックスにカーソルを移し、[Ctrl]+[Shift]+[M]を押す。
    4. 現在の割り当て: UnIndent と表示される。
    5. [割り当て]ボタンをクリックする。
    6. 現在のキー: Ctrl+Shift+M と表示される。
  5. 1行目のインデントに [Ctrl]+[T] を使う 設定
    1. 分類: [書式]を選択(クリック)する。
    2. コマンド: “IndentFirstChar”を選択する。
    3. 割り当てるキーを押してくださいボックスにカーソルを移し、[Ctrl]+[T]を押す。
    4. 現在の割り当て: HangingIndent と表示される。
    5. [割り当て]ボタンをクリックする。
    6. 現在のキー: Ctrl+T と表示される。
  6. 1行目のインデントの解除に[Ctrl]+[Shift]+[T] を使う 設定
    1. 分類: [書式]を選択(クリック)する。
    2. コマンド: “UnIndentFirstChar”を選択する。
    3. 割り当てるキーを押してくださいボックスにカーソルを移し、[Ctrl]+[Shift]+[T]を押す。
    4. 現在の割り当て: UnHang と表示される。
    5. [割り当て]ボタンをクリックする。
    6. 現在のキー: Ctrl+Shift+T と表示される。
  7. Wordの[F5]キーの機能を解除する 設定
    1. 分類: [編集]を選択(クリック)する。
    2. コマンド: “EditGoto”を選択する。
    3. 現在のキーにある F5 を選択する。
    4. [削除]ボタンをクリックする。
  8. 【キーボードのユーザー設定】ダイアログボックスを[閉じる]。
  9. 【ユーザー設定】ダイアログボックスを[閉じる]。

いきさつ

  • [Ctrl]+[M]
    • 規定の機能もインデントであるが、規定のまま使うと「タブ」の規定値でインデントされる。これでは使い難いので変更した。4字インデントしたければ、[M]キーを4回押せばいいのだから...
  • [Ctrl]+[T]
    • 昔のバージョンでは「1行目のインデント」だった。(たぶん)
       その頃より使っていたので、私としては「昔のバージョンに戻した」だけだ。
  • [F5]
    • これも昔のバージョンには無かったと思う。
       「記号の入力」には、“記号”+[F5]をよく使うので、殺しておかないと邪魔なのだ。「検索」は、[Ctrl]+[F]を使うので必要ない。