リムーバブル・ストレージの自動再生機能を制御する方法(Windows XPの場合)(1)
アットマーク・アイティ 2002/01/08
■Summary
- Windows XPでは自動再生機能が大幅に強化され、ドライブごと、メディアに収録されたデータの種類ごとに動作を切り替えられるようになった。
- 自動再生の無効化を含め、すべての設定変更は、各ドライブのプロパティ・ダイアログで行うことができる。
Windows XPの自動再生処理では、ドライブごと、データの種類ごとに設定を変更することができる。データの種類としては、Windows XP標準では次の選択肢が用意されている。
種類 | 識別されるファイル(拡張子) | 選択可能な動作 |
---|---|---|
音楽 ファイル | Windows Media Audio(.wma)/MP3オーディオ(.mp3) | [再生][フォルダを開いてファイルを表示する][何もしない] |
画像 | BMPファイル(.bmp)/JPEGファイル(.jpg)/GIFファイル(.gif)/TIFFファイル(.tif) | [コンピュータにあるフォルダに画像をコピーする][イメージのスライド ショーを表示する][画像を印刷する][フォルダを開いてファイルを表示する][何もしない] |
ビデオ ファイル | MPEGムービー(.mpg、.mpeg)/ASFムービー(.asf)/Windows Media Video(.wmv) | [再生][フォルダを開いてファイルを表示する][何もしない] |
混在した コンテンツ | 上記「音楽ファイル」「画像」「ビデオ ファイル」が混在している記録メディア | [フォルダを開いてファイルを表示する][何もしない] |
音楽CD | 音楽用CDメディア(CD-Digital Audio) | [オーディオCDの再生][フォルダを開いてファイルを表示する][何もしない] |
DVD ムービー | DVDムービー・メディア(DVDムービー再生可能時) | [DVDビデオの再生][フォルダを開いてファイルを表示する][何もしない] |
- Windows XPの初期状態では、すべてのデータの種類に対し、[動作を毎回選択する]が選択されている。このためドライブに記録メディアを挿入すると、動作を選択するためのダイアログが表示される。
- 自動再生を禁止したければ、禁止したいデータの種類を選択し、[動作]グループで[実行する動作を選択]の方をクリックし、動作一覧から[何もしない]を選択すればよい。
上記はCDについてであるようだが、USBには適用されないのだろうか? 記事がチョッと古いのも気になる。
Windows XP 用の更新プログラム (KB950582)
この更新プログラムをインストールすると、自動実行機能が正常に無効にならないという問題が修正されます。
「悪いことにはならないだろう」と解釈し、インストールしたが‥‥
- 自作CD-Rの Autorun.inf は正常に動いた。