まりふのひと

オリジナルの箇条書きを作る(その2)

オリジナルの箇条書きを作る(その1)」を作る過程で解った方法です。こちらの方がお勧めなのかも知れません。条件は「オリジナルの箇条書きを作る(その1)」と同じですので省略します。

  1. 箇条書きにする文字列を入力する。
  2. 箇条書きにする文字列の1行目にカーソルを移す。
    • 行内であれば位置は任意です。
    • まず1行目を完成させます。2行目以降は、[書式のコピー/貼り付け]で対処します。
  3. [書式]メニュー ⇒[箇条書きと段落番号]をクリックする。
  4. [箇条書き]タブで、行頭文字を指定し、[変更]をクリックする。
     行頭文字がない時は、
    1. 任意の行頭文字をクリックし、[変更]をクリックする。
      • 「任意」とは、普段使わない,変えてもいい行頭文字です。
    2. [文字]をクリックする。
    3. 【記号と特殊文字】ダイアログボックスで、(サンプルの行頭文字の場合)
      • フォント: Wingdings
      • コード体系: 記号(10進)
      • 文字コード: 118
      • [OK]で閉じる。
  5. 【箇条書きの書式設定】で、以下を行う。
    • 行頭の文字
      • 特別な理由がない限り表示のままとする。
    • 行頭文字の配置
      • 左インデントからの距離: “2.5字” ‥‥ 数字は半角文字で入力する。
    • 字下げとぶら下げ
    • タブ位置: “4字” ‥‥ 数字は半角文字で入力する。
    • 左インデントからの距離: “4字” ‥‥ 数字は半角文字で入力する。
    • [OK]をクリックして閉じる。
  6. 元のダイアログボックスに戻ったら、[OK]で閉じる。
  7. 箇条書きの1行目が完成したら、2行目以下は[書式のコピー/貼り付け] を行う。

ヒント
  1. 箇条書き完成後、再度、【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスを開くと、次のようになっています。
    これは次のように考えられます。
    • 2.5字 が 9.3mm になっている。
      • 標準のフォントサイズは 10.5pt → 10.5×(25.4/72)=3.7mm
      • 2.5×3.7=9.25mm
    • 4字 が 14.8mm になっている。
      • 標準のフォントサイズは 10.5pt → 10.5×(25.4/72)=3.7mm
      • 4×3.7=14.8mm
  2. 上記は「使用する単位」をポイント(pt)にすると明確です。
    1. [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリック
    2. [全般]タブの、「使用する単位」を[ポイント(pt)]にする。
    3. [OK]で閉じる。
    4. その後、【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスを開くと、つぎのように表示される。
      • 2.5字(9.3mm)→ 26.25pt
      • 4字(14.8mm)→ 42pt
  3. 文書全体のフォントを、例えば12pt.にするのであれば、[ページ設定]の[フォントの設定]でフォントサイズを変えるべきです。
    1. Wordの初期設定は、
      • 用紙: A4版・縦(幅=210mm)
      • 左右の余白: 30mm ですので、
      • 1行に、(210−30×2)/ 3.7≒40.5字入ります。‥‥ルーラーで確認
    2. この状態で、フォントサイズを(選択して)12pt.に変えても、ルーラーは変わりません。
    3. [ページ設定]でフォントサイズを12pt.に変更すると、1行は(210−30×2)/(12×(25.4/72))≒35.4字になります。
    4. 単位の「字」の mm 値は、[ページ設定]のフォントサイズで変わります。