「オリジナルの箇条書きを作る(その1)」を作る過程で解った方法です。こちらの方がお勧めなのかも知れません。条件は「オリジナルの箇条書きを作る(その1)」と同じですので省略します。
- 箇条書きにする文字列を入力する。
- 箇条書きにする文字列の1行目にカーソルを移す。
- 行内であれば位置は任意です。
- まず1行目を完成させます。2行目以降は、[書式のコピー/貼り付け]で対処します。
- [書式]メニュー ⇒[箇条書きと段落番号]をクリックする。
- [箇条書き]タブで、行頭文字を指定し、[変更]をクリックする。
行頭文字がない時は、 - 【箇条書きの書式設定】で、以下を行う。
- 行頭の文字
- 特別な理由がない限り表示のままとする。
- 行頭文字の配置
- 左インデントからの距離: “2.5字” ‥‥ 数字は半角文字で入力する。
- 字下げとぶら下げ
- タブ位置: “4字” ‥‥ 数字は半角文字で入力する。
- 左インデントからの距離: “4字” ‥‥ 数字は半角文字で入力する。
- [OK]をクリックして閉じる。
- 行頭の文字
- 元のダイアログボックスに戻ったら、[OK]で閉じる。
- 箇条書きの1行目が完成したら、2行目以下は[書式のコピー/貼り付け] を行う。
ヒント
- 箇条書き完成後、再度、【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスを開くと、次のようになっています。
これは次のように考えられます。- 2.5字 が 9.3mm になっている。
- 標準のフォントサイズは 10.5pt → 10.5×(25.4/72)=3.7mm
- 2.5×3.7=9.25mm
- 4字 が 14.8mm になっている。
- 標準のフォントサイズは 10.5pt → 10.5×(25.4/72)=3.7mm
- 4×3.7=14.8mm
- 2.5字 が 9.3mm になっている。
- 上記は「使用する単位」をポイント(pt)にすると明確です。
- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリック
- [全般]タブの、「使用する単位」を[ポイント(pt)]にする。
- [OK]で閉じる。
- その後、【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスを開くと、つぎのように表示される。
- 2.5字(9.3mm)→ 26.25pt
- 4字(14.8mm)→ 42pt
- 文書全体のフォントを、例えば12pt.にするのであれば、[ページ設定]の[フォントの設定]でフォントサイズを変えるべきです。
- Wordの初期設定は、
- 用紙: A4版・縦(幅=210mm)
- 左右の余白: 30mm ですので、
- 1行に、(210−30×2)/ 3.7≒40.5字入ります。‥‥ルーラーで確認
- この状態で、フォントサイズを(選択して)12pt.に変えても、ルーラーは変わりません。
- [ページ設定]でフォントサイズを12pt.に変更すると、1行は(210−30×2)/(12×(25.4/72))≒35.4字になります。
- 単位の「字」の mm 値は、[ページ設定]のフォントサイズで変わります。
- Wordの初期設定は、