まりふのひと

添付ファイルを見るのに[ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない]のチェックは外さなくてよい?

アットマーク・アイティに「Outlook Expressでアクセス不能の添付ファイルにアクセスする方法」(2004/07/10)というチョッと古い記事を読んでいて、ショックを受け、頭が混乱している‥‥

Summary

  • Internet Explorer 6 SP1(Windows XP SP1)から、デフォルトのセキュリティが強化され、ウイルス感染の危険がある添付ファイルへのアクセスが強制的に制限されるようになった。
  • 添付ファイルにアクセスするには、ツールのオプションの設定を変更すればよい。
  • 設定を変更せずに添付ファイルを展開したい場合は、メッセージの転送を指示し、転送用メッセージ・ウィンドウからファイルをドラック&ドロップする。

で、今は[ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない]にはチェックを入れてある。なのに、添付ファイルは開くことも保存もできる‥‥

 これは、Outlook Expressのウイルス保護機能によるもので、Internet Explorer SP1(Service Pack 1)またはWindows XP SP1からデフォルトで有効化されるようになった(従来環境にSP1を適用すると、このように挙動が変更される)。具体的には、ウイルスの危険性があるファイル(実行ファイルやスクリプト・ファイルなど)にアクセス制限をかけるという機能である。このアクセス制御はファイルの拡張子で判別されており、.com、.bat、.exe、.hlpなどが対象となる(詳細は以下の表参照)。

batファイルがあるから、今度、これを自分宛に送ってみよう‥‥

  • batファイルを添付
    • 送受信は問題なし。
    • 受信したメールの添付ファイルはグレイアウトされており、開くことはできない。
    • [転送]したが、添付ファイルを保存することは出来なかった。[開く]ことは出来るようだが未実施。
  • exeファイルを添付
    • 事前にウィルスセキュリティでウィルスチェックしたが「ウィルスなし」
    • 送信時、ウィルスセキュリティが「ウイルスの可能性がある」と警告を発する。
    • 受信時、ウィルスセキュリティがウィルスと判断し隔離してしまう。