我が家の「年寄り」は私である。その私が、年寄りと住んだ経験がない。私の親父も六男で、成人してからは「年寄り」と住んだ経験が無かったようだ。それが良かったのか悪かったのかは判らないが、「引継ぎ」が無かったのは事実だ。
今の日本であれば、親父が逝ったからといって「手続き」のみ行い、「ハイ、終わり」という訳には、なかなかいかないものだ。「じゃぁ、どうすりゃいいの?」
幸いなことにインターネット上にはこの種の情報は少なくない。大なり小なり「営業」の一環として載せてあることを加味せねばならないが、なんとなく聞いてたことが文字として載っていると安心する。子供らには「インターネットでよく調べて対応しなさい」と言っておこうか‥‥(追加キーワード:葬式、喪中)
if,..もしもの大事典
四十九日の法要(七七日忌)のページより抜粋‥‥他にも色々載っている。
■「四十九日」とは
葬儀の後の最初の大きな法事が、「四十九日」の法要です。
特に「四十九日」が重要視されるのは、仏教では、死者はこの日、閻魔大王に最後の審判を受け、極楽往生できるか地獄へ落ちるかが決まるという考えるからです。死後49日間は、霊は家をただよっており、四十九日目に行き先が決まり、家を離れるとされているのです。
仏教では死亡してから7週間(49日間)は死者の霊は現世とあの世をさまよっているとされています。その間に縁故者が供養することで初めて極楽浄土へ送られると考えられています(浄土真宗を除く*1)。霊は冥土の裁判官によって7日目ごとに7回裁きを受けるとされ、法要もそれぞれ7日ごとに行ってきた習慣があります。
All About
[冠婚葬祭]のガイド記事より抜粋‥‥冠婚葬祭マナー集など色々載っている。
- 四十九日の意味をご存知ですか?
亡くなった人の命日を基準として七日ごとに行う「中陰法要」(満中陰)の最後の法要が四十九日です。始めの七日目を初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)と続いて、七七日が満中陰すなわち四十九日にあたります。
この49日間に残された遺族の別れの悲しみが癒され、落ち着いて亡くなった人の死と向き合える期間でもあるのです。
四十九日をどういう意味?ときかれたら、意外と答えられない方が多いのではないでしょうか。仏教には、「四有」という考え方があります。
人が生まれる事を「生有」、生まれてから死ぬまでの間を「本有」、人が死ぬ事を「死有」、死んでから次の生に向かうまでの間を「中有」(中陰)といいます。この「中有」にあたるのが四十九日です。- 「四十九日の三月越し」とは
「死終苦」と「身付き」の語呂合わせの中で四十九日は三カ月にわたってはいけない。と世間では言われています。実際はどうなんでしょう?迷信だと思いつつもやはり早めに切り上げて、四十九日の法要を行われる場合がほとんどですね。しかし故人が亡くなった日から7週間(四十九日間)は死者の霊は現世と来世をさまよっていると思ったら、実際には成仏できるようにしっかりとその期間中は供養したいものですね。
空飛ぶ不動様
やさしい仏教入門 > 極楽 より抜粋。適切な言い方ではないが、具体的で面白い。
※この世とあの世の間に中陰ちゅういんという世界があります。この世界を抜けるのに49日間かかります。
この間、七日ごとに仏さまが順次入れ代わり、一人前の仏となれるように必要なことを教えて下さいます。また、これと平行して閻魔大王を座長とする、極楽行か地獄行かの判定会議も七日ごとに開かれます。
そして49日目に、極楽行か地獄行かの判定が出るので、七七日忌(四十九日)は初七日に次ぐ大事な供養の日となっています。
また無事極楽行が決定しても、勉強はまだ終わりません。仏の世界で一人前になるまで33年の長い時間がかかります。初七日から33回忌までの導師を十三仏といいます。
■尚、極まれなケースですが、超善人と超悪人は、審査なしに相応する世界へワープすることになります。