いきさつ
- 田布施・平生水道企業団から『10月20日の水道検針日に パイロットマークがゆっくり回っている と検針員から報告があったので、自身で確認してください』という主旨の封書が届いた。
- エッ? またぁ~?
家中の蛇口・コックが全て「閉」になっているのを確認し、パイロットマークを確認すると‥‥ やはり回っていた...
水道の水漏れ箇所を調べる
外観的に水漏れ箇所は見つけられなかったので、水回りで何時もお世話になっている田布施・平生水道企業団指定業者の 富山設備 に依頼した。
- 2021/11/01:午前中は会議があったとのことで午後から来られた。
- 2021/11/02:朝一から来られ、「午後から別の工事が入っている」とのことであったが、10時過ぎには終わり余裕で帰られた。
- 2021/11/03:昨日、掘り返した所に水が溜まっていたので、
- 自分で埋めるから‥‥ と伝え、掘り返したままにしておいてもらった。
- 今朝、確認すると、土は湿っている*1 ものの、水は無い。と云うことで、昨日の水は「漏水の水」と判断した。
その後、ブログ用に写真を撮り、土を埋め戻した。
我が家の水道の蛇口の場所
我が家では井戸水も使っているが、下図は水道の蛇口の場所で、水道管(下図の青線)の長さは約40m。(Googleマップで測量?)
Wordで、ヘッダーにGoogleマップの図を入れて作成
- ⓪:量水器
- ①:庭の立水栓
- ②:2階の洗面台。①の立水栓付近から分岐している。(はず)
- ③:台所の流し
- ④:洗濯機
- ⑤:屋根上の太陽光温水器へ
パイプを切った場所
漏水箇所が判らないので、パイプを切って調べるしかないだろう‥‥
どこで切るかは バイナリーサーチ の考え方が使えるのでは? と興味津々で見学していた...
順 序 | 場所 | 結果 等 |
---|---|---|
1 | 量水器から34m付近の主管 (上図の「最初に切った場所」) 4畳半の部屋の掃き出し引戸の東側の柱付近 | パイロットマークは動かず。 「量水器からここまでは問題なし」と云うことになる。 |
2 | 量水器から35m付近 台所の流し台に通じる場所の枝管 左側に見えるのは井戸水のパイプ | パイロットマークは同じような速度で動く... 漏水箇所のこの先にある‥‥ と推定される。 (狭い場所なので、複雑な配管となっている...) |
3 | 量水器から40m付近(主管の終点)で、太陽熱温水器につながる主管 下側に見えるのは、駐車場の立水栓につながる井戸水のパイプ。 | ここで切っても漏水は止まらなかったので、漏水はこれ以前にある‥‥ と思われる... (ここも狭い場所、切ってつなぎ直すのに一手間掛かった)左の写真の3本並んだ中央部も水道の枝管であるが、切るのが難しいし、日没となり明日にお預け‥‥ となった。 |
4 | 量水器から38m付近で、今は使っていない鉄管への枝管 下に見えるのは井戸水のパイプ。水道管はこれより10cm深い所を通っており、枝管を切って塞いだ。 | 翌朝一番で、富山設備さんが「35~40m間に枝管が無いことを確認する」と言って、掘り返し見つけた錆びた鉄管への枝管。矢印間がつながっていたが、ここを切って漏水が止まった! この錆びた鉄管は台所の出入り口の中央に埋まっていた。 新築当初、大型の灯油ボイラーをでシャワーを出していたもの。 20年以上前と思うが、浴室、トイレがシロアリ被害にあったのを機に廃止した。が、水道管は地中でつながっていた... |
終わって
最後は富山設備さんの経験と勘が物を言ったことになり、感謝,感謝である。
今回は狭い場所での水道管を掘り返す作業、しかも地下には水道管と井戸水のパイプが並んで走っているので、やり難い作業であったにもかかわらす、膝の悪い自分は何もできす高みの見物的存在であったのは申し訳なかった。
終わってみれば「バイナリーサーチ的には本管を切るのが良い」と思ったが、水回りで何時もお世話になっている方の経験と勘が、解決を早めた‥‥ と言えよう。
*1:この場所は、山から水が染み出るので、年中、湿っている。