(このページで使っている Excelのバージョンは2013です)
≪目次≫
いきさつ
2月19日のブログ『Excelの運行管理データ、グループ表示された空白セルを「同上」で埋め、車番ごとに集計する』で 車番が空白のセルを同上機能で埋め、フォントの色を灰色にする方法が解った。
しかし、一旦埋めると、一括で元には戻せない‥‥ と諦めていた。ましてマクロで作ってVBA化すると以下のようになり
With Cells(c, row車番).Font .ThemeColor = xlThemeColorDark1 .TintAndShade = -0.249977111117893 End With
Google先生に聞いても‥‥ 「何色」か判らない(正しくは思い出せない)...
マクロで変更したフォントの色を明確にする...
§1.フォントの色のRGBを知る...
- 白紙のExcelシート上で、
- 任意のセルのフォントの色を「白、背景1、黒+基本色 25%」にする。
- 再度[フォントの色]をクリック‥‥
- 直前の色が選択されているのを確認し、
- その他の色(M)... をクリック。
- 色の設定/ユーザー設定で
- カラーモデル「RGB」
- 赤,緑,青が 191,191,191 となっていた。
§2.VBAの色の指定を RGB に変更
ヘルプの森さんの「色指定ColorIndexプロパティに対応するColorプロパティ 一覧」を頼りに、下記のようにコードを変更した。(旧コードはコメントアウトした)
With Cells(c, row車番).Font .Color = RGB(191, 191, 191) ' .ThemeColor = xlThemeColorDark1 ' .TintAndShade = -0.249977111117893 End With
今のところ、上手く処理できている‥‥ ようだ。
一般的には16進数で表すことが多い。
電卓で調べたら (191)10 は (BF)16 なので、今後は &hBFBFBF と言うことにしよう...
フォントの色が &hBFBFBF のセルを選択する
§1.セルの書式設定を見る
- フォントの色が &hBFBFBF のはずの
セルを選択し、Ctrl+1 - セルの書式設定/フォント タブの「色」は
それらしい色になっている... - 右端の[v]をクリック,テーマの色は‥‥ 選択されてされていないので、
- [その他の色]⇒ ユーザー設定 タブを見ると、RGB(191,191,191) になっていた。
§2.検索してみる
- フォントの色 &hBFBFBF がある列を選択し、
- 【検索と置換】ダイアログボックスの[書式]をクリックする。
- 【書式の検索】ダイアログボックス/フォント タブの
- 「色」の[v]をクリック
- その他の色 をクリック
- 【色の設定】/ユーザー設定 タブが RGB(191,191,191) になっているのを確認し、[OK]
- [OK]で閉じる。
- 【検索と置換】ダイアログボックスに戻ったら[すべて検索]すると、
- 確かに検索された。
これを置換で行うと、文字列を削除することができる‥‥ はず~~~
§3.フィルターで検索
フィルターで検索できれば、元に戻せる(灰色のセルをクリアする)だろうが...
- データ・タブ ⇒ フィルター をオンにする。
- 車番の[▼]をクリックし‥‥
- 色フルターを選択すると、色は違うが灰色と「自動」が表示された。
- 後で判ったこと(たぶん)であるが、「自動」とは「色が自動設定」と言うことのようだ...
- 後で判ったこと(たぶん)であるが、「自動」とは「色が自動設定」と言うことのようだ...
- 灰色を選択すると‥‥
- 選択出来たぁ~~~ 👍
試しに‥‥- 選択し、[Del]する。
- [クリア]する。
- 再度「色フィルター」で選択すると‥‥
- 車番が空白のレコードが表示された。
- 次に、
- 再度選択し、
- Ctrl+1
- フォントの色を「自動」にし、
- [クリア]
- 「色フルター」がグレイアウトされた。
フォントの色で選択できることが判った。
と言うことは、「色」は気にしないでいい‥‥ ことになろう...