まりふのひと

83th(c)昭輔窯/収穫量は少なかったが品質はベストだった…かも

 延び延びになっていた83回目の竹炭を開けた。
今回の失敗を含めた特徴は、

  1. 15cmに切った竹を全て寝かせて置いた。
  2. 底から12cmまでは、前回(今年の4月)の残材の乾いた竹を敷いた
  3. 内窯の下に置く煙の流れを変える煉瓦を置き忘れた。
  4. 内煙筒の上に被せるバケツが朽ちて使えなくなったので廃棄。ボール(ステンレス製)を直接被せた。
  5. 焚口に入れる空気孔パイプを入れ忘れた。
  6. 燃料は着火時を除き全て廃竹とした。
  7. 置き薪には、切り倒した貝塚(太さは15cm以上?)を使った。
  8. ねらし開始時、マッチは15秒で発火、ねらしは12分間であった。

焼け落ち量

数値は内窯上端からの焼け落ち量(cm。実測値)
・内窯の底までは 57cm
・上が東で焚口側

  • ゥワーッ! 減っている‥‥
    • しかし西側(焚口の反対側)の焼け落ち量は意外に少なく、「なるべく奥で燃やす」成果が出たかかも...
    • 焼け落ちがひどい割には均等に落ちている‥‥ と感じた。
  • 灰も意外と少なく、それなりにきれい‥‥ だった。


精錬度



 前回(右図)と比べると

  • 精錬度の違いはないが、
  • 今回は底から4cmの位置までを完成品とした。
    • 2cmの高さで電気抵抗値が測定できない場所が1点があったので、グラフ上は10,000Ω(精錬度 4)とした。

 今回は底の12cmは、前回の残材(枯れている)を使用した。
これが、好成績につながった‥‥ と思われる。


 次回に備え、

  1. 今回の底から4cmより下の竹を取り出した。
  2. 何時ものように窯を掃除し、
  3. 窯の底に敷いたら約5cmになった。(内煙筒が入ったためもある)
  4. その上に今回の残材、コンテや約1箱分を詰めた。


 残りは明日から竹を切って割り、詰める予定。来週には焼きたい...