バックアップの前提条件
- フリーソフト:BunBackup を使う
- インストールは、誰でも簡単バックアップ -BunBackup-( [パソコン・PC] All About 更新日:2008年01月28日)の手順に沿って行う。
- バックアップ先は 外付けHDDとする。
- ドライブは P: に固定する。
- 各自独自のボリュームラベルを付ける。
- 半角英数字で8字以内がベスト。
- バックアップ方式は ミラーリング とする。
- PCから削除すると、外付けHDDからも削除される。
削除ファイルの復元を目的に「世代管理」する。- 2017.12.31 削除。機能を持たせても、使い切らないため。
前準備
- フォルダーの作成
- ドキュメントに「BunBackup」フォルダーを作る。
- 更に、BunBackupフォルダーに下記フォルダーを作る。
(1)ログ
(2)設定ファイル
- バックアップフォルダーリスト
基本は「個人用フォルダー」と「ドライブD」とし、最終的には自分で決める。- アドレス帳
- お気に入り
- デスクトップ
ダウンロード- ドキュメント
- ピクチャ
- ビデオ
- ミュージック
リンク検索- ドライブD
- メール関係 ‥‥ 後で追加する。
- バックアップ先フォルダーの作成
- バックアップ先ドライブ(P:)を開く。
- 「BBData」フォルダーを作成する。‥‥ バックアップデータを入れる場所
「BB世代」フォルダーを作成する。‥‥ 世代管理(=削除データ)を入れる場所
BunBackupの設定
§1.BunBackupの画面構成
- 画面構成(BunBackupヘルプ|Nagatsuki)
- メニューバー
- ツールバー
左から順に(ポイントして確認する)- 新規作成
- 開く
- 上書き保存
- 追加
- 削除
- 変更
- バックアップ開始
- バックアッププレビュー
- バックアップリスト
- ステータスバー
§2.機能表示設定
これは設定画面を表示するか否かであり、ここでチェックしたから実施される訳ではない。
- [設定]メニュー ⇒[機能表示設定]
下記のみチェックを入れる。(上図とは一致しない) - Rミラーリング
- R除外フォルダ
R世代管理- Rボリュームラベル
- Rドライブ監視バックアップ(追加)
- Rログ
- Rファイル履歴
- ポイントすると『「ファイル」メニューに過去に開いたファイルの履歴を表示する』と表示される。
- Rバックアップ後終了
§3.ログの設定
ログを保存する場所を指定する。
- [設定]メニューをクリックし、
- [環境設定]をクリックする。
- [ログ]タブの
- Rログを記録する にチェックを入れる。
- ログファイル名の右端にある[ファイル一覧]をクリックし、
- 【開く】ダイアログボックス左側のナビゲーションウィンドウで、ドキュメント > BunBackup を展開し、
- 「ログ」フォルダーを[開く]。
→ ログファイル名に、C:\Users\ユーザー名\Documents\BunBackup\ログ\Log.txt と表示される。 - 記録回数は 10 のままとする。
- [OK]。
§4.ミラーリング設定
§4.1.ドキュメント
- [追加]をクリックする。(右図)
- 【バックアップ設定】ダイアログボックスが表示されるので、
- タイトル:“ドキュメント” を入力する。‥‥ バックアップフォルダーリストに合わせる
- バックアップ元フォルダ:
- 右端の[バックアップ元フォルダ選択]ボタンをクリックし、
- 【フォルダーの参照】ダイアログボックスから[ドキュメント]を選択し、
- [OK]。結果として、C:\Users\ユーザー名\Documents となる。
- バックアップ先フォルダ:
- 右端の[バックアップ先フォルダ選択]ボタンをクリックし、
- 【フォルダーの参照】ダイアログボックスから、ドライブP: を展開し、[BBData]を選択して[OK]
- 【バックアップ設定】に戻ったら、“\ドキュメント” を追記する。結果として、P:\BBData\ドキュメント となる。
その構成は、(1):バックアップ先のドライブ (2):バックアップ先の先頭フォルダー名 (3):タイトル名 を「\」で切る。
- [詳細...]をクリックする。
- [バックアップ方法]タブ
- 確認するのみで、変更しない。
- [ミラーリング]タブ
- Rミラーリングする にチェックを入れる。
- [ボリュームラベル]タブ
- Rバックアップ先ドライブのボリュームラベルをチェックする にチェックを入れる。
- ボリュームラベルの右端にある[ボリュームラベル取得]ボタンをクリックし、
- ボリュームラベルを確認して[OK]。
[世代管理]タブ- R世代管理する にチェックを入れる。
- フォルダーフォーマット:‘世代’yyyy-mmdd-hhnn を入力する。
“mm-dd”の“-”を取り、“-hhnn”を追加する。 - 保存期間: 10 ‥‥ 変更する可能性あり
- R世代管理をバックアップ先とは別のフォルダに保存する にチェックを入れる。
- 世代管理を保存するフォルダ の右端にある[フォルダ一覧]をクリックし、
- 【フォルダの参照】ダイアログボックスから バックアップ先ドライブ(P:)を展開し、[BB世代] を選択し、[OK]。結果として、P:\BB世代 が入る。
- [除外フォルダ]タブ
- 今は入力しないで、[OK]。
- [OK]
- とりあえず名前を付けて保存する
- [ファイル]
- [名前を付けて保存]
- 【名前を付けて保存】ダイアログボックスで、
- 保存場所:PC > ドキュメント > BunBackup > 設定ファイル
- ファイル名:“標準設定”
- [保存]
- タイトルバーに BunBackup[標準設定] と表示される。
§4.2.ピクチャ
次にピクチャーの設定を作るが、ドキュメントと殆ど同じなので、コピーして変更する。
- [ドキュメント]を右クリック ⇒ [複製]
- 「コピー〜ドキュメント」が出来るので、これを右クリック ⇒[変更]
- 【バックアップ設定】ダイアログボックスで、
- タイトル:“ピクチャ”
- バックアップ元フォルダ:[バックアップ元フォルダ選択]をクリックし、[ピクチャ]を選択する。
結果として“C:\Users\ユーザー名\Pictuers” が入る。 - バックアップ先フォルダ:“P:\BBData\ピクチャ” に変更する。
- [詳細]はドキュメントと同じなので、確認するのみで[OK]。
- ポイントは、[除外フォルダ]!
- (設定を)[上書き保存]する。
とりあえず「§5.バックアップする」の手順で実行してみる。
§4.3.要約
No | タイトル | バックアップ元フォルダ | バックアップ先フォルダ | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ドキュメント | C:\Users\ユーザー名\Documents | P:\BBData\ドキュメント | |
2 | ピクチャ | C:\Users\ユーザー名\Pictures | P:\BBData\ピクチャ | |
3 | C:\Users\ユーザー名\Contacts | P:\BBData\アドレス帳 | ||
4 | お気に入り | C:\Users\ユーザー名\Favorites | P:\BBData\お気に入り | |
5 | デスクトップ | C:\Users\ユーザー名\Desktop | P:\BBData\デスクトップ | |
6 | ビデオ | C:\Users\ユーザー名\Videos | P:\BBData\ビデオ | |
7 | ミュージック | C:\Users\ユーザー名\Music | P:\BBData\ミュージック | |
8 | ドライブD | D: | P:\BBData\ドライブD | |
9 | パブリック | C:\Users\Public | P:\BBData\パブリック |
- データを保存しないフォルダーはバックアップ不要。
但し、データを保存してもバックアップされない。 - 後から追加・削除しても問題ない。
- [除外フォルダー]に登録しても、簡単には見られないので注意が必要。
§5.バックアップする。
- [バックアッププレビュー]する。
- 【バックアッププレビュー】が表示される。
- 問題なければ[バックアップ]する。
- 初期画面に戻ったらバックアップ終了なので閉じる。
§6.除外フォルダーの使い方
BBDataのピクチャー下にフォトライフ(Fotolife)がバックアップされている。
これをバックアップ対象から外してみる。
- BunBackupを起動する。
- [ピクチャー]を右クリック ⇒ [変更]する。
- [詳細]をクリックする。
- [除外フォルダ]タブの
- [追加]をクリックする。
- フォルダ名入力欄の右端にある[フォルダ一覧]をクリックし、
- [ピクチャー]を展開し、[フォトライフ]を選択する。
- [OK]
- [OK]をクリックすると[除外フォルダ]タブに戻る
ので、[OK]。
- [OK]で初期画面に戻るので、(設定ファイルを)[上書き保存]する。
- [バックアッププレビュー]する。
- [バックアップ]する。
終了後、[世代管理D]フォルダに削除したファイルが入る。
§7.ログ(バックアップ結果)を見る
- WindowsバックアップソフトBunBackup (3) エラーファイルの対処方法(データ復旧のパソコンサポートやまもと)
Windowsの無料バックアップソフトとして人気が高い「BunBackup」で、バックアップできないファイルがあってエラーが出る場合の対処法について、図解を使いながらなるべく丁寧に説明します。