まりふのひと

「身代金型ウィルス」(ランサムウェア)が国内で広がっていることに備えよう


今日(12月30日)の中国新聞1面に「身代金ウィルス拡大」の大見出し!!

 パソコンに侵入してファイルやプログラムを凍結し、その復旧と引き換えに1万〜3万円程度の金を要求する「身代金型ウィルス」が、国内で広がっていることが29日、情報セキュリティ会社「トレンドマイクロ」(東京)の調査で分かった...


トップ記事ということは、中国地方に、かなり深く侵入するのではないか...
新聞記事をブログに載せると、「新聞社から著作権で訴えられる」かも知れないが、折角のチャンスなので、あえて載せた。


「ランサム(ransom、身代金)ウェア」と言うそうだ。“ランサムウェア”でググると‥‥

  • ランサムウェアとは何ですか? (Microsoft セキュリティ)
    ランサムウェアはどのようにインストールされます?

     ランサムウェアは、多くの場合、電子メール メッセージに含まれる悪意のある添付ファイルを開いた際、または電子メール メッセージ、インスタント メッセージ、ソーシャル ネットワーク サイト、その他の Web サイト上の悪意のあるリンクをクリックした際にインストールされます。 ランサムウェアは、悪意のある Web サイトにアクセスしただけでもインストールされることがあります。

    ランサムウェアを避けるにはどうしたら良いですか?

     いくつかの無料の方法を利用して、ランサムウェアやその他の悪質なソフトウェアからコンピューターを保護することができます。
    • コンピューターのすべてのソフトウェアを常に最新の状態に保ちます。 自動更新機能を有効にし、最新の Microsoft セキュリティ更新プログラムをすべて入手します。
    • ファイアウォールを常時有効にします。
    • 迷惑メール メッセージや不審な Web サイトへのリンクを、開いたりクリックしたりしないようにします。
    • 無料の Microsoft Security Essentials や、その他の信頼できるウイルス / マルウェア対策プログラムをダウンロードします。
    • Microsoft Safety Scanner で、コンピューターをスキャンします。

    コンピューターがランサムウェアに侵されてしまった場合の対策は?

     コンピューターにインストールされた可能性のあるランサムウェアやその他の悪質なソフトウェアを検出して除去するには、適切な最新のセキュリティ ソリューションでシステムのフル スキャンを実行します。 これら脅威の検出と除去は、以下の Microsoft 製品で行えます。

  • USBメモリで広がるランサムウェアに注意 (マイナビニュース)
     発見されたランサムウェアは CryptoLocker の亜種だとされており、ワーム機能を備えているという。USBメモリなどのリムーバブルドライブを媒介して拡散するタイプのワームで、拡散活動がかなり活発だと評価されている...

  • こんなPCがランサムウェア被害! ウイルス感染を回避する脆弱性対策 (Yahoo!ジオシティーズ|身代金型ウイルス ランサムウェア感染対策)
    ■ ウイルス感染経路は一般サイトやブログ経由のドライブバイ・ダウンロード攻撃!

     ランサムウェアは、ドライブバイ・ダウンロード攻撃による問答無用の強制インストールが感染経路の定番となってます。つまりは、下の4条件のうち1つ以上当てはまったWindowsパソコンにのみ地獄が舞い降ります。
    1. Java を旧バージョンのまま放置してる
    2. Adobe Reader を旧バージョンのまま放置してる
    3. Flash Player を旧バージョンのまま放置してる
    4. Windows Update が行われてない

編集後記

  1. パソコン同好会で行っている「セキュリティ チェック」を行っていれば、感染のリスクは少ない。
  2. 不幸に感染してしまったら、
    1. インターネットを切断する。
    2. PC内のフルスキャンをする。
  3. 感染が確認されたら、パソコンの使用を中止し、販売店等に相談する。
    • セキュリティソフトが「削除した」と言ってもそれに安心せず、もう一度、フルスキャンを行い、「感染が見つかりませんでした」を確認することが肝要。


要は「感染を隠す」方が社会に与える影響が大きいということだ。