44th(c)昭輔窯は外周側底部の竹が生焼け?

昭輔窯を開けた瞬間、

  1. チョッと焼き過ぎか?
  2. 赤いダミー材が目立つ
     ∵ 窯の鉄サビの粉末が付着したものと推定。掃除不足か?

早速、サンプルを抽出して電気抵抗値を計ると、

  • 外周部で、抵抗値が表示されない部分がある。アナログのテスターで計っても、針が触れない...
  • 折って測定しても同じ。再サンプリングしても同じ。
  • 中央部〜内筒側は良好。

兎に角、外周部の炭を外してコンテナの詰めた。
量的にはコンテナほぼ1箱。通常であれば1.5箱取れるのになぁ〜
帰宅後、Excel で解析した。

  1. 電気抵抗値
    1. 外周部で、特に東側(焚口側)の値が大きい。
    2. 外周部でも下部が悪い。
  2. 精錬度(「測不」は暫定的に“5”とした)
    1. Excelの「条件付き書式」を使って色分けした。
    2. 外周部の下部は全て悪い。
  3. 精錬度ヒストグラム

「測不」は“5”とした場合外周側を除いた場合

平均 1.4

平均 1.0
理想的な分布であるが...

考察

  • 1.1
     東側(焚口側)が劣るのは、この窯の特性。しかし、こんなに悪いのは初めて。
  • 1.2
     下部が悪いのは、煙が上から下に流れる構造のためだが、こんなに悪いのも初めて。
  • 2.1
     今回の色分けは下記とした。
    • □: 精錬度 1.3 以下。電気抵抗値 20Ω以下で、「理想的」としている範囲。
    • : 精錬度 2.4 以下。電気抵抗値 250Ω以下で、目標としている範囲。
    • : 精錬度 3.0 以下。電気抵抗値 1,000Ω以下で、不本意な範囲。
    • : 精錬度 3.0 超。土壌改良用とか...
  • 2.2
     窯の底の鉄板が変形し、底の隙間が大きくなっているのが原因かもしれない。



次回は、

  • 窯底の隙間を塞ぐ方法を検討し、
  • 底のダミー材の量を増やす。(今回10〜11cm ⇒ 12cm以上)
  • ねらしの開始を早め、ねらし時間を長くしてみようかぁ...