麻里府パソコン同好会では、会議室にインターネット専用回線を引いている。
このため、毎月 4,209円をNTTへ、735円をプロバイダーに支払っている。年間 (4,209+735)×12=59,328円、約6万円/年である。
一方、会議室には「情報提供端末」がある。これは、町民へのインターネット講習のために設置されている(たぶん)ものであるが、色々制約があり、結果としてどの公民館でも利用されていないのが現実であろう。これを使えば、6万円/年が浮くことになる...
■ 情報提供端末 接続の制約(概要)
- 個人のパソコンはつながらない。
- 設定が特殊であり、「そのままの設定」では、インターネットにつながらない。
- 設定を変えればインターネットにつながるが、今度は自宅でインターネットにつながらなくなる。(設定を戻す必要がある)
- インターネットにつながらのは、基本的には一人
- 設定を変えても、つながるのは「先着1名様」となる。
■ 情報提供端末を使った時の利点
- 何処の公民館(麻郷福祉会館、高齢者いきいき館を含む)でも行える。
- インターネット関連は、「方法を知って、自宅で実践」ということになるので、理解度が深まる。
- 情報提供端末を設置した田布施町の方針に沿う。(たぶん)
■ LANカードを2枚使ったらどうなるか
講師のパソコンを情報提供端末に接続、会員間はインターネットに接続しない(別)ネットワークで接続する方法が採れるか‥‥
- 同時に二つのネットワークと接続するには?
結論から言えば、可能です。
LANカードをもう1枚追加して、1枚は、インターネット側へ、もう1枚は、NASなどの繋がっているローカルネットワーク側へ接続すれば、両方のネットワークを使用することができます。
但し、その際、たとえば、NASがある側から、インターネット側へのルーティングを行おうとするのであれば、少し専門的な知識が必要になります... - LANカード2枚挿しのルーティング設定
インターネットに繋いでいない方(2LAN側)のディフォルトゲートウエイを消してみてはどうでしょう。もし自動取得なら、手動に切り替えて(ipなどはちゃんと指定して)消します...
- あるネットワーク上のクライアントWindowsXP Professional ServicePack1でNICについて
外部ネットワークに接続しているネットワークインターフェースカードのみのデフォルトゲートウェイを設定し、内部ネットワークに接続しているネットワークインターフェースカードのデフォルトゲートウェイは空欄にすればいいと思います...
今後の進め方
- LANカードを2枚使い、機能を確認する。
- 各クラス以外では、即、ネットワークにつながらない状態で講座を進め、問題点を調べる。
- 会議室のみのネットワークを作る。(インターネットには接続しない)
- 講師は、情報提供端末に接続する。(インターネット可)
- Webテキストは、
- 講師の共有フォルダ(またはLAN-HD)に(mht or pdf? で)落とし、
- 例えば、\MAPS\20110921 というフォルダを作る。(ファイル名 要注意)
- 会員は自パソコンにコピペする。
- 講師の共有フォルダ(またはLAN-HD)に(mht or pdf? で)落とし、