まりふのひと

「スタイル」を設定した段落を罫線で囲むと新しいスタイルが出来て自動更新されません

 Word2007ドリル の「Lesson21:文書の編集」で、新しいスタイル「小見出し」を作成しました。続いて「文字の網掛け」を行い、同じスタイルの段落が自動的に更新 されるのを確認しました。
 その後、段落を罫線で囲むと「小見出し+囲む」というスタイルが作成され、他の小見出し段落が自動的に変更されることはありません。


 回答
Word2010 および Word2003 で確認しました。

原因は解りませんが、次の手順で自動的に更新 出来ましたので試してください。

  1. 新しいスタイルが出来てしまったら、
     (右図はWord2010の例)
  2. 出来た直後であれば、スタイルの[小見出し]をクリックする。
     カーソルを動かしてしまった時は、カーソルを戻し、スタイルの[小見出し]をクリックする。

上記操作で、新しくできたスタイルが消え、他の「小見出し」の段落が自動的に更新 されました。(結果論です)


  • 「段落の網掛け」も同じ現象が発生した。
  • この様な方法にしないと、[元に戻す](Ctrl+Z)が「つらくなる」のかな? っと思った。
  • 蛍光ペン」はスタイルに反映されないようだ。


 検証

§1.入力

下記枠内の文字列を、Wordにコピペする。

「スタイル」検証データ


■ 出かける前のチェック
日常の点検をしよう
 車を安全に使うために、日常の点検を必ず実施しましょう。いつもと違うことに気がついたら点検を受けましょう。


■ 子供といっしょのときは
子供は後部座席に
 子供に気をとられたり、スイッチ、レバー類を子供が触ったりするなど運転のさまたげになることがありますので、子供は後部座席に乗せましょう。また、助手席エアバッグの格納部に近づいていると、万一エアバッグが作動したときに危険です。


■ 走行するときは
高速道路に入る前には燃料・タイヤの空気圧の再確認
 高速道路上での燃料切れは危険です。燃料は充分補給しておきましょう。また、空気圧不足の状態で高速走行をすると破裂する恐れがあります。万一のために備えて停止表示板(停止表示灯)を備えておきましょう。


■ 駐停車するときは
燃えやすい物の上や近くに車を止めない
 排気管や排気ガスは高温になるため着火する恐れがあるので、枯れ草、紙、木材、油など燃えやすい物の上や近くに駐・停車しないようにしましょう。車両後方に、木材、ベニヤ板などの可燃物があるときは、排気ガスで変色や着火する恐れがあるので、十分に距離をとって止めましょう。

§2.“■”で始まる段落にスタイル「小見出し」を設定する
  1. 3行目にカーソルを移動する。
  2. 新しいスタイルを作成する。
    • 名前: 小見出し
    • フォントサイズ: 12pt.
    • フォントの色: 青
    • R 自動的に更新する
  3. 他の段落を[小見出し]に設定する。
    • 8行目、14行目、20行目を選択し、スタイルの[小見出し]をクリックする。
§3.スタイルを変更してみる
  1. 3行目を行選択し、
  2. [斜体]にする。
    • 8行目、14行目、20行目も、自動的に更新 される。(斜体になる)
  3. 3行目の行選択を確認し、
  4. [外枠]にする。
    • 8行目、14行目、20行目は更新されない。
    • 新しいスタイル(小見出し+囲む)が出来る。
  5. スタイルの[小見出し]をクリックする。
    • 8行目、14行目、20行目も、自動的に更新 される。(外枠が付く)
    • 新しいスタイル(小見出し+囲む)が消える。