ここでは、次にような住所録が作成してあるものとします。
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | |
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1 | No | かな | 氏名 | 関係 | 欠礼 | 連名 | 電話番号 | 郵便番号 | 住所1 | 住所2 |
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- 「かな」順に並び替えると、通常(昇順の場合)は“あ”が上に並びます。
- “あ”の中の順序はバラバラです。そこで、同じかなの中では「氏名」順に並べることにします。
- 任意のセル(1行目の項目名がベスト)をクリックする。
- 住所録はリスト形式を前提にしていますので、これで「並べ替えるセルの範囲を選択」したことになります。
- 「範囲選択」は厳禁です!(住所録が崩れます)
- 【並べ替え】ダイアログボックスを出す。
- Excel2003:[データ]メニュー ⇒[並べ替え]をクリックします。
- Excel2010:[データ]タブ/並べ替えとフィルターGr.の[並べ替え]をクリックします。
- 並べ替えの条件を指定する。
- 先頭行がタイトル行になっているのを確認する。
下記になっていない時は、「指定方法を間違った」か、住所録がリスト形式になっていない可能性があります。一旦、[キャンセル]すべきです。- Excel2003:「タイトル行」がオンになっているのを確認する。
- Excel2010:「先頭行をデータの見出しとして使用する」にチェックが入っているのを確認する。
- Excel2003:「タイトル行」がオンになっているのを確認する。
- 優先されるキーを指定する。
- Excel2003:
- 最優先されるキーのリスト表示ボタン をクリックし、[かな]を選択し、
- 小さい順に並べる時は「昇順」を、大きい順に並べる時は[降順]をオンにします。
- 2番目に優先されるキーは[氏名]を選択し、
- 昇順/降順 を指定します。
- 3番目に優先されるキーは今回はありません。
何か入っている時は、リスト表示ボタンをクリックし、[(なし)]を選択します。 - [オプション]をクリックし、
- 「ふりがなを使わない」を選択,
- [OK]をクリックします。
- 【並べ替え】ダイアログボックスに戻ったら、[OK]をクリックします。
- Excel2010:
- 最優先されるキーのリスト表示ボタンをクリックし、
- [かな]を選択,
- 「順序」は、小さい順に並べる時は[昇順]を、大きい順に並べる時は[降順]を選択します。
- 「次に優先されるキー」が無い時は、[レベルの追加]をクリックします。
- 次に優先されるキーは[氏名]を選択し、
- 順序を指定します。
- 3番目に優先されるキーがある時は、3番目の「次に優先されるキー」をクリックし、[レベルの削除]をクリックします。
- [オプション]をクリックし、
- 「ふりがなを使わない」を選択,
- [OK]をクリックします。
- 【並べ替え】ダイアログボックスに戻ったら、[OK]をクリックします。
- Excel2003:
- 先頭行がタイトル行になっているのを確認する。
ヒント
- 並べ替えは思わぬ失敗をすることがあります。並べ替えを行う前に、上書き保存する,名前を付けて保存する等の自己防衛をすべきです。
- データの[並べ替え]をクリックすると、前回の条件が表示されます。前回どおりでよい場合はそのまま[OK]をクリックします。
- 並べ替えに「ふりがな」を使うと‥‥
- 例えば「地名」です。
- “麻里府”を単語登録して入力した場合 ‥‥ ふりがなは“まりふ”
- “麻里府”を、“あさ”“さと”“ふ”で入力した場合 ‥‥ ふりがなは“あささとふ”
- “麻里府”をコピペした場合 ‥‥ ふりがなは空白(なし)になります。
- 姓の例
- “河野”さんを“こうの”で漢字変換した場合のふりがなは“こうの”
- “河野”さんを“かわの”で漢字変換した場合のふりがなは“かわの”
- ポイントは「正しいよみ」で入力しなくてはいけないと云うことです。
とすれば、「かな」を入力し、氏名は漢字コード順に並べた方が「意のまま」になるでしょう...
- 例えば「地名」です。