麻里府の掲示板 No.574 で、T組さんから「Wordで作った『いただきます』の材料と分量の間の点線の引き方」という質問があった。答えは、「タブリーダーを使います」で終わりなのだが...
あるサイトに「タブを使ってこそWordを使っている価値があります!」とあった。逆に言えば、それだけ難しい‥‥ イヤ、そんなことはない。「[Space]キーをポンポンと叩けば出来る安易さに慣れているだけだ」と私は思う。
今更、Word2003 のテキストを作る気力はない。かと言って、Word2010 も眠っている方が多い。そこで、T組さんへの回答として、「タブを制するためのポイント」を挙げるに留めた。
- [Tab]キーとは
- 編集記号をオンにする
- 参考)編集記号の表示設定
- ルーラーを表示する
- グリッド線の「文字グリッド線の間隔」は、“0.5字” がお勧め
- グリッド線は、表示しなくてもよい。
- タブ位置の規定値は、“4字” がお勧め
- 文字の揃え方
Microsoft Office サポートのページ には次のように記されています。ルーラーの左端にあるタブ セレクタを目的のタブの種類が表示されるまでクリックし、ルーラー上の任意の場所をクリックすることにより、すばやくタブを設定できます。次に、使用できるタブの種類を示します。
何れにしても、半角文字と全角文字を縦に揃えるのは不可能です。これはタブで揃える以前の「入力の問題」です。左揃えタブでは、入力するたびに右に移動する文字列の入力位置の開始点を設定します。
中央揃えタブでは、文字列の中心位置を設定します。入力した文字列は、この位置を中心として揃えられます。
右揃えタブでは、文字列の右端を設定します。入力するたびに、文字列は左に移動します。
小数点揃えタブでは、小数点を中心に数字を揃えます。桁数に関係なく、小数点は同じ位置に配置されます。小数点を中心に数字を揃えることのみ可能です。小数点揃えタブを使用して、ハイフンやアンパサンド記号などの他の文字を中心に数字を揃えることはできません。
縦線タブでは、文字列の位置は揃えず、タブ位置に縦線を挿入します。
ルーラーに表示される各種マークの位置は、
カーソルのある段落の設定です。