山口県田布施町別府の耕作放棄地で十八日、肉用牛を放して生い茂った草を食べさせる山口型放牧が始まった。隣接する麻里府小の運動場やサツマイモ畑をイノシシが荒らす被害を防ごうと、地域住民が企画した。町内での山口型放牧は初めてで、約三カ月間続ける。
耕作放棄地は約1ヘクタール。同校や保護者らは、イノシシが出にくいよう、隠れ場所となる草むらを刈るなどしてきた。その役目を牛に担ってもらおうと、住民でつくる「麻里府地区を考える会」が中心となり準備を進めていた。
考える会の沖野雅彦代表は「除草効果によってイノシシ被害を防ぎながら、こどもたちにかわいがってもられば」と話している。
「麻里府地区を考える会」ってあったっけ? 役所が絡んでいるようなので、急遽、作ったのかもしれない。
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