まりふのひと

11th(c)/第11回竹炭作りは成功!《写》

今回のポイントは「ねらし」。煙突から出る煙が透明になり、煙突の内部に灰が付き出した頃に焚口を開放。20分後に完全密閉したのだ。

蓋を開けて最初に感じたのが「ダミー材が無くなっている」,いや、「亡くなっている」の方がいいかも?


煙突を抜いた後を見ると、本体の竹の頭部がやられていることが判る。
ダミー材が無くなっていることからすれば、仕方のないことだ。

適当に抜き取り、テスターでチェックした結果は「実に良好」,Cクラス だッ!!
煙突は、今回急になった訳ではないが、ちょうど本体の竹の辺り(底〜40cm)の酸化が進んでいる。


←上側       底側→

40cmより上は
やられていない。

30cm辺りが
一番やられている。

最底部はそうでもない。

所感

  1. 「ならし」(と言えるか否かは別にして)は品質はCクラス,成功だった。
  2. 上部のダミー材は殆ど無かった。
  3. 本体の通電性は良好で、バラツキも少なかった。
  4. 底部のダミー材はそのままの形で炭になっている。通電性からすれば「Bクラスの下」だ。
  5. 師匠の提言*1 の本体を短くする方法は、切る回数が一回増えるし、最終的には竹の切り出しを変える必要がある。当面は今の長さで行い、頭部は炭にした後、割り捨てる方法とする。
  6. 今回の全収穫量はコンテナで3箱。これまでより半箱分少なかった。灰になって飛んだのか?
  7. 次回は、
    • 底のダミー材は 2cm 程度(上のダミー材を厚くする)
    • 「ならし」の時間を 20分+αで行う予定(温度がどこまで上がるか)。

*1:玄昭 2008/03/16 17:09
 底に2列位でも敷くと結果が良いようです、本材の長さを400ミリ〜380ミリに短くする必要がありそうです。