まりふのひと

6th(b)昭輔窯/竹炭作り

昨日、竹を詰め込んだ後、休憩中に集中豪雨的な雨で薪が濡れて心配だった。
午前7時、現場に着いて絶句‥‥止めようかどうしようか迷ったが、「マ、こういうケースもあるョ」と自分を励まし着火、7時12分であった。
今回は、煙突の先頭に竹を切ったものを入れた。こうすると、竹酢の収穫が良くなると本にあったからだ。

  • 00:00 2℃ 着火
  • 00:52 72℃
    • 消えかかる。蒔きも、燃料用の竹も濡れており、陽が出てきたで乾かす仕事も‥‥トホホホ
    • 竹酢がつながって落ちる。
  • 02:08 136℃
    • 何度かよく見えない。たぶん、この温度だろう(温度計に対する不信感がある?)
  • 03:08 160℃ 竹酢。予定した瓶が一杯になり、前々回の瓶に溜める。
  • 03:27 172℃ 竹酢採取中止。
  • 04:45 212℃
    • 焚き止め
    • フードを外しても風で煙が舞い、温度計もよく見えないものの、グラフから200℃を安定して越えていた(15分間)ので焚き止めとした。(第2回の失敗を生かした?)
  • 04:51 214℃ 風が弱くなった。
  • 06:08 364℃
    • 煙が青く見える。
  • 06:31 396℃
    • 煙突の内部が赤くなり始めた。
    • 中央に見えるのは温度計の先端。
    • 熱でカメラが壊れるのではないかと思ったが、今のところ大丈夫だ。
  • 06:40 405℃ 煙突の内部、赤い範囲が広がった。
  • 06:45 412℃
    • 煙は透明。
  • 06:50 420℃
    • 養生終了
    • 煙突の内部約10cmが赤くなっている。
    • 第2回では、このあと約30分後に養生中止にしたが、「し過ぎ」だったと思った。

思ったこと

  1. 薪が濡れており心配したが、忙しかったがなんとか終わった。ブルーシートで覆っておく必要があろう‥‥
  2. 風がかなりあり煙が吸い込まれない。そのせいか温度計も非常に見づらかった。
    (洗面器のせいもあろう)
  3. 第2回の昇温と酷似していた。今回は200℃を十分越えた後に焚き止めしたためか、温度が下がる現象を捉えられなかった。(燃えカスの)火力が落ちていない状態で密閉したのも良かったのではないかと思う。
  4. 第2回は煙突内部が20cm程度赤くなって完全密閉したが、今回は煙突内部が10cm程度赤くなった状態で終了とした。さて、結果は如何に‥‥
  5. 煙突の先端に笹を10本程度挿し、竹酢の回収がどうなるか見た。結果は「おおいに効果があった」と思う。