まりふのひと

4th(b)昭輔窯/4回目の竹炭作り‥‥開けてみないと判らない

7時25分、竹酢を前回の瓶に追加しようと、蓋を‥‥開かない。オイオイ、7時半スタート言うのに、もう一度、蓋を‥‥開かない。タールで固まっているのであろうか? 気温が上がるのを待っておれないので自宅に走る。
空き瓶を探しまわして‥‥セットするも、予定の7時半は過ぎている。時間−温度曲線の関係もあり、スタートを8時に延期。ヤレヤレ、出だしでつまづいた。


今回は

  • 08:00 2℃ 着火
  • 08:25 60℃ 竹酢が落ち始める。
  • 09:50 183℃ 気が付いたら180℃を超えていた。
  • 10:00 185℃ 竹酢はまだポタポタと落ちている。
  • 10:22 188℃   〃
  • 10:38 202℃ 竹酢はタール分が多くなった。
  • 10:57 205℃ 焚き止め
  • 11:00 192℃
  • 11:03 188℃
  • 11:07 187℃
  • 11:12 191℃
  • 11:19 201℃ 温度が上がり始めホッとする。
  • 12:00 262℃ 竹酢はタール分団子となって落ちるので採取を中止する。昼食へ。
  • 12:42 358℃
  • 12:56 358℃
  • 13:05 358℃
  • 13:38 358℃ 何故か昇温しない。掃除のため温度計を抜いたら、先端は灰?だらけだった。
  • 14:03 334℃
  • 14:28 334℃
  • 14:03 345℃ 煙突の中を見たら、10cm程度赤くなっていた。
  • 14:57 334℃ 煙突は下部の20cm程度が赤くなっており、エキスパンドメタルがよく見えた。
  • 15:00 334℃ 養生終了。密閉する。


  1. 4時間半までは順調だった。
  2. 温度が358℃から上がらず、下がりもしなかった。風は舞っていたが、原因は不明。
    温度計を疑いたくなる心境だった。(1,2回目と3,4回目の温度計は異なる)
  3. 5時間半後から温度が下がったのは、温度計を一度抜いて掃除した(焼きついているタール分?は取れない)ためと思われる。
  4. 着火から7時間、焚き止めから4時間経ち、煙突の底から20cm程度が赤くなっていたので、養生を中止する。煙は透明であった。
  5. 今回取れた竹酢はこげ茶色していた。

追伸

コメントや、「開けてビックリ ダミーが無くなっていた」等から、気が付いたことのメモ。

  1. 結果として「2回目と同等あるいはそれ以上の温度になっていたと思われる」ことから、養生中に温度が上がらなかったのは、測温方法の違いではないか‥‥と思いたい。
  2. 煙突の下部まで赤くなるのは養生のし過ぎであろう。養生終了は「煙の色」で見た方が良いようだ。
    (反応するものがなくなったので、煙が透明になる?)
  3. 次回は、煙突の上にレンガを置く(1,2回目と同じ)方法で、その上に煙の状態が見えるよう30cmほどの空間を作り、その上に煙突を置く方法にする予定。
  4. 今回の焚き止めを2回目に合わせると、その後の曲線は酷似している。
    • 焚き止めまでは順調だった。
    • 養生が 1〜1.5時間 長過ぎた。
    • 次回の養生終了は、焚き止めから2.5時間後(2回目)。ポイントは煙の色(透明)