まりふのひと

HTMLメール(リッチテキスト形式)について考える

はじめに

 HTML形式(リッチテキスト形式)メールは悪者扱いされている。

この理由はよく理解できるし、私も普段は使っていない。

携帯電話と同じではないだろうか。当初、利便性のみを前面に出して宣伝するものだから、みんなが乗る。
後から「犯罪に使われ」て慌てる。その言い訳は「想定外」‥‥


HTMLメールを使う前提(設定等)

  1. OS:WindowsXP Service Pack 2
    • マイコンピュータを右クリック ⇒[プロパティ]で確認してください。
  2. Outlook Express を起動し、[ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリック,次の設定になっていること。
    1. [読み取り]タブの、「メッセージはすべてテキスト形式で読み取る」のチェックを外す。
    2. [送信]タブの、「送信したメッセージと同じ形式で返信する」のチェックを外す。
    3. [送信]タブの、「メール送信の形式」を「テキスト形式」にする。
    4. [セキュリティ]タブの、「HTML電子メールにある画像および外部コンテンツをブロックする」にチェックを入れる。
  3. HTML形式で送る時は、件名に“HTML形式で作って”ある旨 表示する。
    • これは「最低限」の礼儀(ネチケット)ではないだろうか?

HTMLメールにする

上記の設定では、[メールの作成],[返信],[転送]を行うと「テキスト形式」になります。
その後、[書式]メニュー ⇒[リッチテキスト]をクリックします。

  • リッチテキストにするのは「必要ある時」のみにします。
  • 必要性の有無が判らない時は、すべきではありません。

HTMLメールのツールバー

リッチテキスト(HTML)形式にすると、メッセージボックスの上にツールバーが表示されます。これは、メッセージボックスにカーソルがある時のみアクティブになります。

使い方の基本は、Microsoft Word(ワード)と同じです。

  1. フォント
  2. フォントサイズ
  3. 段落の書式
    • クリックすると右図のメニューが表示されます。
    • 使ったことがないので、使い方は不明です。
  4. 太字
  5. 斜体
  6. 下線
    • クリックすると右図のメニューが表示されます。
    • 使える色は少ないようです。
  7. 数字の形
  8. 箇条書き
  9. インデント解除
  10. インデント
  11. 揃え
  12. 中央揃え
  13. 右揃え
  14. 両端揃え
  15. 水平線の挿入
    • クリックするとカーソルの位置に水平線が入ります。
    • 水平線をクリックすると□のハンドルが表示されます。(選択される)
    • 水平線を選択すると
      1. 高さ、幅を変えられます。
      2. 左揃え,中央揃え,右揃え が使えます。
      3. 色を付けられます。
  16. ハイパーリンクの作成
  17. 画像の挿入
    • クリックすると【画像】ダイアログボックスが出ます。
      1. ファイル名
        • [参照]をクリックすると【Picture】ダイアログボックスが出ます。
        • 初期値は、C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Stationery です。
           これは、マイクロソフト社が用意した画像です。(Stationery :文房具)
        • 画像のあるフォルダに移動し、ファイルを選択,[開く]をクリックします。
      2. 代替テキスト
        • 画像をポイントした時に表示させる文字列を入力します。(任意)
      3. 配置
        • クリックすると右図になります。これは、テキスト(文字列)と画像の位置関係です。

        •  画像を左端に寄せ、右側に文字を回り込ませる。

        •  画像を右端に寄せ、左側に文字を回り込ませる。
      4. 外枠の太さ
        • 黒枠になりますので‥‥
  • 参考
    • [表示]メニュー ⇒[ソースの編集]をクリックすると、[ソース]を編集することができます。