まりふのひと

石灰窒素のはなし

ある人から畝を作るのに次のようにしていると聞いた。

    1. 30cm 程度掘り下げる。
    2. そこに雑草や終末の野菜(根は切り落とさなくて良いと言う)などを入れ混む。
    3. 雑草を踏みつける。
    4. その上から(粒状)石灰窒素をパラパラと撒く。
    5. 掘り上げた土で埋める。
    6. そのまま1ヶ月置いておく。
    7. 草が生えるので、マルチで覆ったほうが良い。

早速試すために、JA平生に行って買ってきた。20kg 入りしか置いてないとのことであった。
帰宅し、インターネットで検索したら、農薬としての働きがあると言う。

  • 農業・園芸豆知識 石灰窒素のはなし (e−種やネット
    • 石灰窒素はプロの農家に使われ続けて100年になります。その最大の理由は、土にまぜた石灰窒素は農薬として働いた後に窒素肥料に生まれ変わるという点です。農薬でいる間は病害虫雑草を防除し、数日から10日ぐらいで薬効成分は完全に消滅します。薬効成分から生まれ変わった肥効成分は、穏やかに効くアンモニア型主体の肥料で、流亡が少ないため、水質への影響が少ない上、作物による硝酸態窒素の過剰吸収もおこりにくいものとなっています。
  • 有機物のはなし (K's Natural Living 〜花のある暮らし〜
    • 有機物とは?
      • 落ち葉、動物や昆虫の死骸、わらやおがくず、生ゴミなど・・・微生物によって分解されるもの。
        主に土に使われる「有機質資材(堆肥)」、主に植物の栄養分として使われる「有機質肥料」これらも有機物と呼びます。
    • 有機物のはたらき
      • 有機物は土の①物理性②化学性③生物性を改善する働きがあります
        • 物理性とは: 土の団粒化による保水性、透水性、通気性の向上など
        • 化学性とは: 養分の供給や保肥力の向上など
        • 生物性とは: 土壌微生物の働きを活発化したり土壌伝染病などを抑えること