まりふのひと

「テンプラ」の深〜い意味

ユーミンさんのコメントに「天ぷら揚げたりしてたら、最悪でしょ!」と言うのがあった。この意味を客観的に判断?するため、googleで、「テンプラ」でインターネットを検索。なるほど、なるほど (^_^;)

テンプラとは

 さて、天丼は丼飯のうえにテンプラを乗せたものです。ではテンプラとは何か。漢字にすると、天に麩羅をくっつけた天麩羅が一般的。麩は小麦粉、羅は薄い膜の意で、小麦粉を薄い衣にして揚げたものらしいことが分ります。もうひとつの天婦羅天女が薄絹の衣をまとって空に舞う姿に似ていることからの当て字です。
テンプラの語源は、調味料の意味のtemperoというポルトガル語、獣肉を食べない天上の日であるtemporaというスペイン語ないしイタリア語などと諸説ありますが、いずれにしろテンプラが舶来料理であることは確かです。
 一言でテンプラといっても地方色があります。東京の人間が関西に行って「テンプラひとつ」と注文すると、さつま揚げが出てきます。テンプラの語源が日本語にないために、その用いられ方は拡散し、地方ごとに幾つかの意味をもつようになっています。例えば天麩羅学生は偽学生、天麩羅野郎といえばメッキを塗りたくった見かけ倒しの人物ということで、あまりいいことには使われないようです。

ドライバーがテンプラで…

 ボールの下を打ちすぎてしまって、打球がぜんぜん飛ばずに高く上にあがってしまうことをテンプラといいます。ティーショットのときに多く、みんなに見られてしまってちょっと恥ずかしいプレーです。ちなみに和食のテンプラとは何の関係もありません。

関西先物業界での用語

 板寄せ市場にて、買い(売り)注文を出しながら約定直前に反対注文を出し、注文自体をマルにする事。買い煽り・売り煽りのテクニックの一つ。