まりふのひと

Windows10標準のバックアップ(ファイル履歴)を試行したが、定常的に使う気にはなれない...

 2018.04.27のブログ

WindowsUpdateで赤色で『お使いのディバイスは最新の状態ではなく‥‥危険にさらされています
の中に
・起動しなくなることがあるかもしれないので、データのバックアップをとった。
という記述がある。

  • パソコンの点検や修理を依頼する時、バックアップを取っていないと受け付けてもらえないからだ。
  • 後日、話をよく聞くと、ドライブD(D:)にバックアップしたとのこと。
    • これはリカバリー対応。リカバリーでは、通常「ドライブDはそのまま残る」ので、有効な保存場所と言えよう。
    • パソコンが起動しなくなった(例えば HDDを新品に交換した)ら、ドライブD(バックアップ)は消えることになる。


 改めて“バックアップとは” でググる

  • バックアップとは(株式会社バッファロー BUFFALO)
    • 別の機器を使って、2か所以上に同じデータを残す
    • パソコンからデータを移す、、のはバックアップではありません

     バックアップとは、パソコンに保存したデータを外付けハードディスクやDVDなど別の場所に重複して保存しておくことをいいます。2つ以上の場所に同じデータを保存しておくことで、万が一パソコンが故障してデータにアクセスできなくなってもバックアップのデータを使えます。

    バックアップの基本

    1. 準備
       まずは、バックアップ用のデータを保存する機器を用意します。機器はバックアップしたいデータの量に対して、空き容量が十分足りていることを確認しましょう。
    2. バックアップ
       バックアップしたいデータをバックアップ先の機器にコピーします。このとき、元のファイルは元の場所に残していることを確認しましょう。

  • バックアップ入門(パソコン初心者講座)
     パソコン初心者講座の TOP には、

    目指せ!PCマスター

     パソコン初心者パソコン初心者講座では、パソコン初心者のかたが最短距離で中級者以上になれるよう、パソコン用語や操作方法を主にWindows XPVista、7を中心に解説しています。ぜひ多くのカテゴリーを習得されて、PCマスターを目指してください。
    • 残念ながら Windows10の情報は無いが、「パソコン初心者講座」と称しているように、基礎知識を得るには「メニュー」の TOP から一読の価値があろう...
    • 「自動バックアップ」の項では BunBackup が紹介されている。今、使っている者にとっては嬉しい...


 私は、機ある度に言っている‥‥ つもり

  1. バックアップを取るのは簡単だが、戻す(復元,リストア)のは大変。
    • 一般的には簡単に取れるように出来ているが、復元方法は簡単に書かれていることが多い。(ケースバイケースだからだろう‥‥ と思われる)
  2. 復元は自分で行うべきッ!!!
    • 元どおりに戻せなかったら、バックアップの準備不足を含め「復元を操作した人」の所為せいにされるからだ。

 今、バックアップは上記「パソコン初心者講座」にもある BunBackupでミラーリングしているが、復元はエクスプローラで出来るので簡単だ。
しかし、一度は Windows10のバックアップを経験しておいた方がいいかも‥‥ という気になり、まずはググった。

  • [Windows 10] バックアップと復元について教えてください( FMVサポート 更新日:2018年1月1日)
    ご注意
    • バックアップは、お客様の責任で行ってください。
      バックアップしたデータについて、当社では責任を負いかねます。
     Windows 10で利用できるバックアップ機能は、次のとおりです。機能の詳細や使い方は、各項目をクリックしてご覧ください。また、万が一の場合に備えて、定期的にバックアップすることをお勧めします。
    1. ファイル履歴、および、個人用ファイルの復元
       ファイル履歴では、パソコン上のドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどの各フォルダーに保存されているファイルをバックアップします。
      設定を有効にすると、対象のデータが定期的に自動でバックアップされます。また、手動でバックアップすることもできます。
       ファイル履歴でバックアップしたデータは、個人用ファイルの復元で復元します。
    2. システムイメージバックアップ
       システムイメージバックアップでは、Cドライブ全体をシステムイメージとしてバックアップします。
      現在のパソコンの状態をそのままバックアップするため、パソコン上のドキュメントの他、インターネットやメールの設定、インストールしたアプリなどの情報も、バックアップされます。
       復元を実行すると、システムイメージを作成した時点の状態に戻ります。
    3. 回復ドライブ
       回復ドライブは、Windowsが起動しないなど、パソコンに問題が発生したときに利用します。回復ドライブの機能により、パソコンの問題を修復できる場合があります。このため、できるだけ早く作成することをお勧めします。
      ただし、パソコン上のドキュメントや、インターネットやメールの設定など、お客様のデータや情報は、バックアップされません。
    4. その他(データごとに個別にバックアップ / 復元)
       データに応じた案内をご覧ください。
      1. メールソフトのデータ
      2. Internet Explorer のお気に入り
      3. Microsoft Edge のお気に入り
      4. DigitalTVboxで録画した番組
      5. 筆ぐるめの住所録データ

  • Windows 10で、ファイル履歴を使用してバックアップする方法について教えてください
    NEC LAVIE公式サイト Q&A番号:018653 更新日:2017/09/13)

    はじめに

     Windows 10では、ファイルのバックアップ機能として、「ファイル履歴」が用意されています。ファイル履歴を有効にすることで、設定された時間に自動的にファイルをコピーして保存されるため、ファイルの紛失や破損してしまった場合にファイル履歴で保存しているデータから復元することができます。
    ※ バックアップは、パソコンを起動したまま使用していないアイドル状態のときや、ファイルの変更があった場合などに実行されます。

     バックアップされるファイルは、ライブラリ(ドキュメント/ピクチャ/ミュージック/ビデオなど)・デスクトップ・アドレス帳・お気に入り・OneDrive(オフラインで使用できるファイルのみ)などのフォルダーに保存されたファイルが対象です。

     ファイル履歴を有効にしてバックアップを保存する前に、以下の点をご確認ください。
    • ファイル履歴はすべてのデータのバックアップと復元を保証するものでないため、重要なファイルは個別にバックアップすることをおすすめします。
    • 著作権で保護されたデータや、大容量のテレビ番組を録画したデータなどはバックアップできない場合があります。
    • ファイル履歴はパソコン本体のハードディスクには保存することができません
       あらかじめUSBメモリや外付けハードディスクなどのメディアを用意するか、ネットワーク上に保存してください。

Windows10 ファイル履歴を試行

 ファイル履歴を使用してバックアップする方法を教えてください(FMVサポート)の「手動でファイル履歴をバックアップする」を参考に進めた。
(下線が上記サイトの手順)

  1. USBメモリなどの外部ドライブを、パソコンに接続します
    • USB-HDDを接続、
    • ドライブU(U:)が出来た。
  2. 「スタート」ボタンをクリックし、すべてのアプリの一覧から「Windows システムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします
  3. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」をクリックします
    • コンパネは「小さいアイコン」で表示してあるので、ここで[ファイル履歴]をクリックした。
  4. 「ファイル履歴」が表示されます。
    「ファイル履歴はオフになっています」と表示されていることを確認します
    • 「ファイル履歴はオフになっています」を確認した。
    • コピー先にが U: になっていた。
  5. 「オンにする」ボタンをクリックします
  6. 「今すぐ実行」をクリックします
  7. ファイル履歴のバックアップが開始されます
  8. バックアップが完了すると、「コピー先」欄に「ファイル履歴が最後にコピーされたのは(バックアップ日時)です。」と表示されます。
    「×」ボタンをクリックし、「ファイル履歴」を閉じます。
    • バックアップ中は何も表示されず、動いているのか止まっている(終了した)のかが判らなかった。
    • バックアップ終了日時は、表示されなかった。他のことをやっていたので、画面が更新されてしまったのかもしれない...
  9. ファイル履歴が正しくバックアップされているかどうかを確認します
    • USB-HDD(U:)を開くと「FileHistory」フォルダーが出来ていた。
    • その下にログインID、コンピュータ名があった。(深いなぁ〜)
    • そしてDataフォルダーに中身があったので、正しくバックアップされていた‥‥ と云える。

    • Cフォルダーの下には個人用フォルダーのフォルダーが全てあったが、

    • Dフォルダには一つのフォルダーしかないとは... 
≪終わって...≫
  1. ドライブDが中途半端にバックアップされていた。改めてWebサイトを読み直したら
     ファイル履歴では、パソコン上のドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどの各フォルダーに保存されているファイルをバックアップします。
    となっている。ドライブDは対象ではない‥‥ ということか...
  2. コンパネのファイル履歴には、バックアップ元の追加・変更するメニューは見つけられなかった。
  3. 改めて、スタート ⇒ 設定 ⇒ 更新とセキュリティ から[バックアップ]を選択すると
    1. ファイルのバックアップを自動的に実行が「オン」になっていたので、慌てて「オフ」にした。
      • だってさ、さっき実行したのは「手動でファイル履歴をバックアップする」だよ!
      • そうかぁ〜 手順に抜けがあるのだ。
        8. で[×]ボタンをクリックする前に[オフにする]が要る
        んだょ。
    2. その他のオプション をクリックすると、次が出来ることがわかった。
      • ファイルのバックアップを実行
        • 最長で「毎日」。こりゃ業務用だ...
      • バックアップを保持
      • バックアップ対象 フォルダーの追加
        • ドライブDを追加できた。
           但し、削除は出来なかった。
      • 除外するフォルダー
        • ここでもドライブDを追加したが、削除は出来なかった。
≪今日の結論≫
  • 個人用フォルダーの範囲内で使っている人が、臨時の(一回きりの)バックアップを取るには簡単でいい。
     但し
    • 復元の試行は行っていない。新しいPCに復元できるか‥‥ が、ポイントかも...
    • FMVサポートにも書いてあるが、(1)メールソフトのデータ(2)Internet Explorer のお気に入り(3)Microsoft Edge のお気に入り(4)DigitalTVboxで録画した番組(5)筆ぐるめの住所録データ*1データごと個別にバックアップとある。ファイル履歴ではバックアップされない,案内もない‥‥ のは大いに不満である。
  • 継続的にバックアップを取るには、使い勝手が今一で、使う気にはなれない。
    • バックアップの間隔が最長で「毎日」。業務用であればこれでもいいかもしれないが...
    • ランサムウェア対策としては、通常はバックアップ先は切り離しておきたい。
       バックアップする時のみ接続するのは‥‥ 邪道なのか?
    • バックアップを自動的に実行してくれるのは良いが、今、実行しているのか‥‥ が、判らない。
       上から目線の感じがする。

*1:「みんなの住所録」を指していると思われる。