まりふのひと

Word2010の描画キャンバスの作り方と利点は?

 Windows7/Word2010です。

よくわかる Word2007 ドリル」の Lesson24 に
完成図を参考にして、描画キャンバスの中に「直線」を使って道路を作成しましょう。
とあります。ファイル「Lesson24」を開くと、すでに描画キャンバスが作ってありますが、これを一から作る方法と描画キャンバスを使った時の利点を教えてください。
 Word2003では、端から 使っていません。後からグループ化する方法で対処しています。

回答

私も質問者さんと同じで、これまで「描画キャンバス」は全く使っていません。
しかし、Word2003ではグループ化できるのに Word2007では出来ないケースがあったことから、描画キャンバスを使わざるを得ない状況になってきたと思っていました。ところが、Word2010でまた変わったとか... で、明快な回答はできません。


 描画キャンバスの作り方

  1. 描画キャンバスを作る位置にカーソルを移す。
     ただし、以下の理由でカーソルの位置は左端(インデントしていない位置)がベターです。
    • 挿入直後の描画キャンバスの「文字列の折り返し」は[行内]である。
    • 描画キャンバス挿入時、大きさは指定できない。
    • インデントした位置に描画キャンバスを挿入すると文書をはみ出てしまい、小さくするのが面倒。
  2. [挿入]タブ/図Gr.の[図形]をクリックし、
  3. [新しい描画キャンバス]をクリックする。(最下段にある)
  4. まず大きさを調節する。
  5. [書式]タブ/配置Gr.の[文字列の折り返し]をクリックし、
  6. 例えば、[前面]を選択する。
  7. 目的の場所に移動し、大きさを調節する。

これで完成?ですが、このままだと、選択を解除すると描画キャンバスが見えなくなってしまいます。(たぶん)
そこで、下記の何れかを行い行方不明にならないようにする必要があるでしょう。

  • [書式]タブ/図形のスタイルGr.の[図形の塗りつぶし]や[図形の枠線]で設定を変える。
  • [書式]タブ/図形のスタイルGr.の[図形の書式設定]ボタンをクリックし、[塗りつぶし]や[線の色]等を変える。
  • 右クリック ⇒[描画キャンバスの書式設定]をクリックし、[塗りつぶし]や[線の色]等を変える。


 描画キャンバスを使う利点
j殆んど使っていない。kWord2007 で変わり、Word2010 で変わっているので、変化についていけない... というのが、正直なところです。
今回の地図のように、後からグループ化するのであれば、最初から描画キャンバスを使った方がいい‥‥ ということは実感しました。

編集後記

  • マイパソコンで検証中に、
    [新規作成]の場合と[互換モード](上記 Lesson24 を開くと互換モードになる)では状況が異なる
    ことが解った。
     [互換モード]の方が、Word2003から移行した者は使い易い‥‥ と感じた。