まりふのひと

台風18号で麻里府海岸に珍客

平成11年9月24日 台風18号は午前6時ごろ、熊本県北部に上陸し、周防灘に抜けた後、午前9時前に宇部市付近に再上陸した。正午には出雲市付近にあり午後に日本海に抜け、夜には東北地方の沖に達する見通し。
勢力は「中型で強い」とやや衰えたが、九州や中国、四国を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら進み、熊本県牛深市で24日午前3時20分、最大瞬間風速66.2mとこの地点での観測史上最高の猛烈な風を観測。午前2時50分に鹿児島市で53.1m、午前8時10分に山口市で46.4m、午前9時47分に広島市中区で49.6mの最大瞬間風速を記録。
また、山口県阿武郡阿東町で1時間に73mm、島根県鹿足郡六日市町69mmなど各地で激しい雨を観測した。25日午前零時には秋田県沖の日本海を中心とする半径110kmの円内に、25日正午には北海道・知床岬の北北東50kmを中心とする半径240kmの円内に達する見込み。

(この記事は中国新聞社より購入)


この台風により、麻里府海岸に珍客が訪れた。また海洋センターの艇庫のシャッターが壊れた。

麻里府海岸の殿明商店と公民館の間に3本マストの台船(?)が訪れた。
右の建物が麻里府公民館


後日聞いたところによると、台風を避けるため馬島から曳航して来たところ、カーブを曲がりきらず直進、ロープが切れて乗り上げたとのこと。
堤防に入っていた亀裂もそのため?


シャッターが壊れた海洋センターの艇庫。
雨漏りもひどかったという。