先日の iPS(いきいきパソコンサロン)で「私の名前はパソコンに無い」という声が...
えッ!? ならば直ぐに作ろう‥‥
- [W]Windowsアクセサリ の「外字エディター」‥‥ が、無いッ...
- 参照する「初」の漢字コードがわからない...
「口は禍の元」になったかも...
その場は何とかしのいだが、帰宅後、改めてグーグル先生に聞いた。
≪目次≫
外字とは
- 外字 【 external character 】
e-words.jp 外字とは、文字コードやフォントデータなどに含まれていない文字を、後から独自に追加したもの。通常の文字コードに収録されていない、特殊な人名や地名に用いられる文字、歴史的な文字などを表すために用いられる。
外字を含むテキストデータは、その外字を定義したデータが導入されていないコンピュータやソフトウェアでは同じように表示・印刷などすることはできない。
外字を苦労して作っても、Word文書や年賀状等の印刷では表示されるが、ブログやメール等では文字化けする(=表示されない)ことを知っておく必要がある。
Windows10で外字エディターを起動する
Windows10のアクセサリーには外字エディターはない
- Windows 10 のアクセサリに外字エディターがない
pasofaq.jp Windows 10 ではスタートメニューが復活しましたが、Windows アクセサリの直下には、Windows XP のように外字エディターがありません。Windows 7 のように、システムツールの下にもありません。
Windows 10 で外字エディターを起動するには、スタートボタンの右のボックスに「外字」と入力するとスタートメニューの上部に「外字エディター」が表示されるので、それをクリックします。
あるいは、Windows ロゴキーを押して「ファイル名を指定して実行」を表示させ*1、「eudcedit」と入力して Enterキーを押すという方法もあります。 - eudcedit って覚え難いなぁ~ と思っていたら、「外字」を end user defined character (ASCII.jpデジタル用語辞典)、に Edit ‥‥ と知った。
外字エディターのショートカットを作成する
- 外字エディタのショートカットを作成する(Windows10)
bebechan.cocolog-nifty.com - [スタート]検索ボックスに「eudcedit」を入力
- [eudcedit]を右クリックして[ファイルの場所を開く]
- [eudcedit.exe]を右クリックして[送る][デスクトップ(ショートカットを作成)]
- 上記の続きを Windows10 PROで行った。(何れも任意)
- 出来たショートカットアイコンの名前を「外字エディター」に変える。
- ショートカットアイコンを右クリック ⇒ スタートにピン留めする。
- スタートにピン留めが確認できたら、デスクトップのショートカットアイコンは削除してもよい*2。
- Windows10 Homeの場合
lenovoで同じように行ったら、アイコンに盾のマークが付き、スタートにピン留めした[外字エディター]が起動しなかった。
そこで方法を変えてみた‥‥ ら、出来た。
外字を作る
外字エディターの使い方は、改めて下記を参考にした。
外字エディタで外字を作ろう(All About 更新日:2003年11月29日)
allabout.co.jp <Index>
- 外字エディタを起動する
- 外字コードを選択する
- 偏(へん)を参照する
- [消しゴム]ツールで修正する
- 旁(つくり)を参照する
- 文字を編集する
- 外字を保存する
- 外字を入力する
説明が 長くなってしまいましたが、既存の文字を利用すれば、外字は思ったより簡単にできます。ただし、ここで作成した外字は、自分のパソコンでの表示と印刷のみ有効です。外字を含む文書をメールで送信しても、相手側のパソコンには表示されませんので、ご注意ください。
「初」を「しめすへん」に変えた漢字(外字)を作る(by まりふのひと)
ここでは、
- を作る(「しめすへん」に刀)
- 1から作るのは大変なので、初 をたたき台にし、「しめすへん」に修正する。
- このためには「初」の漢字コードが必要。
- 漢字コードを調べるのに四苦八苦した。原因は、「初」の部首は「りっとう」とは知らず、「ころもへん」を探したため。
- 最終的には、Wordで「初」を入力・選択しておき、[記号と特殊文字]で調べた( 521D (Unicode)16)が、もっと簡単な方法が上述 All About に載っていた...
- フォントは、一般的な MS 明朝 とする。(任意)
- 外字エディターを起動する。
- 【コードの選択】ダイアログボックスで...
外字を登録する場所(F040~F9FF)を決める。- 登録する場所をクリックし、
- 初期はコード:F040 が選択されているので、登録済の場合は外字が表示される。
- [OK]する。
- 登録する場所をクリックし、
- [編集]メニュー ⇒ 文字のコピー を選択する。
- 【文字のコピー】ダイアログボックスで...
- [フォント名]をクリックし、
- フォント名を「MS 明朝」(任意)に変更し、[OK]する。
- 形ボックスに「はつ」と入力し「初」に変換する。
- 何故か非常に遅い、変換して待っていたらいいかも...
- 「初」が表示され、コード: 521D が表示されたら[OK]する。
- パレットの「鉛筆」が選択されているのを確認し、
- クリックすると■に、右クリックすると□になるので、「ころもへん」を「しめすへん」に加工する。
- 完成したら、[編集]メニュー ⇒ 同じコードで保存 する。
- 外字エディターを閉じる。
外字を入力する
💡ヒント)
- 外字を作るにはそれなりの理由があるはずなので、[単語の登録]を行い、[変換]で呼び出す方法をお勧めする。