9日の iPS-77で すぐわかる Wordで かんたんお役立ち作例集(アスキー.PC)のステップ12 なぞり書きを作った。
このテキスト、
- Word2010で作ってあるので、Word2013やWord2016では異なる所も出てくるのは承知の上。
- 「作例集」なのに、リボンを無理やり使わせているのが気に入らない。「Word基礎」ではないのに...
で、テキストでは本文でフォントを変更するようになっていたが、[ページ設定]ついでにフォントを HG正楷書体-PRO にした。結果としてこれが墓穴を掘ったのだが...
入力に手こずったのが左下の縦書きテキストボックスの最後の一行(右図)。
上から3文字目、
- 全角コロン(:)を入力した‥‥ が、「横書き」と同じように ":" が表示されてダメ。
- 「にてん」で変換‥‥ してもダメ。
- 仕方ないので、「にてん」で変換しておき、[拡張書式]⇒[縦中横]で「横書き」にした。
テキストには何も説明がない。「随分なことをさせるなぁ~」と思い、asciipc.jp からダウンロードした「標準解答」を見た‥‥ ら、何とフォントが MS明朝 になっていた。
そこで、MS明朝で、全角コロン(:)を入力したら、なんと "‥" と表示されたぁ~~~
縦書きがフォントでどう変わるか
縦書きで、フォントで表示がどう変わるか‥‥ Word2013 で調べた。
- 1行目はフォント名
- 2行目は全角コロン(:)を入力
- 3行目は2行目のコロンを[縦中横]したもの
- 4行目は「にてん」で変換(‥)したもの
- 5行目は4行目のにてん(‥)を[縦中横]したもの
- 用紙をはがきサイズにし、
- 上下左右の余白を10mm程度にする。
- 6列5行の表を挿入する。
- 表の中(セル)は「縦書き」にする。
- 表を選択し、
- ページレイアウト・タブ/ページ設定・グループの[文字列の方向]⇒[縦書き]を選択する。
- セル内の段落記号の方向が変わる。
- 1行目を入力する。
- 1行目を選択し、フォントサイズを 12pt.にする。(任意)
- フォント名を入力する。
- フォント名が全て表示されるよう、1行目の高さを調整する。
- 2~5行目の高さを揃える。
- 5行目が1ページに納まるよう行の高さを適当に変え、
- 2~5行を選択し、
- レイアウト・タブ/セルのサイズ・グループの[高さを揃える]。
- 6行2行目以下のタイトル(コロン,+縦中横,にてん,+縦中横)を入力する。
- 2行目の1~5列に全角コロン(:)を入力する。
- 3行目に、2行目の1~5列の全角コロン(:)を[拡張書式]⇒[縦中横]した文字を入力する。
- 4行目の1~5列は、「にてん」を変換する。
- 5行目に、4行目の1~5列の「にてん」を変換したぼ、[拡張書式]⇒[縦中横]した文字を入力する。
- 1列目を選択し、フォントを「HG行書体」にする。
- 2列目を選択し、フォントを「HG丸ゴシックM-PRO」にする。
- 3列目を選択し、フォントを「メイリオ」にする。
- 4列目を選択し、フォントを「HG正楷書体-PRO」にする。
- 5列目を選択し、フォントを「MS明朝」にする。
- 1列2行目~5列5行目は、フォントサイズを大きく(16ポイント程度)した方がいいかも。
- 以下詳細は省略。
今日の結論
- Word2010およびWord2013の縦書きで、全角コロン(:)を入力すると、フォントにより、縦書きになったり横書きのままになる。
- すべてのフォントで調べた訳ではないが、「毛筆」は一般的に縦書きだし(たぶん)、そもそもコロン(:)という字は無いので、90度回転させるようなことは考えていないのではないか...