- Excelでカレンダーを作り、Wordに図として貼り付ける。
- Wordでは
- CDケースの大きさの「ページ設定」と
- 切り取り線(あるいは折り込み線)のための「ページ罫線」
- 必要に応じ、画像の挿入する。
で出来ますが、Wordの範囲が意外と面倒なのです。
そこで、Wordの範囲は「テンプレート」(ひな形)を作って、素早く出来るようにしよう‥‥ という訳です。
1.専用のフォルダーを作る
CDケースにピッタリのカレンダーを作るには
- Excelで作る月間カレンダー
- 今回作るWordのテンプレート
- カレンダーに挿入する画像
- 完成したカレンダー
- 1年分作ると12ファイル出来ることになる。
等が出来ます。これ等は1っのフォルダーに入れておくべきでしょう。
説明の都合もあるので、ここでは、ドキュメントに「CDケースカレンダー」フォルダーを作った。
2.Word文書を作る
基本は、
- 用紙は 140mm□とする。
- ここに 120mm□のページ罫線(切り取り線 or 折り曲げ線)を入れる。
- いわゆるページ罫線ではないので薄い色にし、少々残っても目立たないようにする‥‥ が、ポイントか...
- 実際に印刷する用紙は A4版。「白紙のページが印刷されたぁ〜」対応で、下余白は 0mmにする。
- このためページ罫線がややこしくなるが、一般受けするには‥‥ 苦労があるということ。
- Wordを起動する。
- ページ設定・ダイアログボックスで、
- ◉標準の文字数を使う
- 余白は、上、左右は10mm、下は 0mmとする。
- 用紙は 140mm×140mm
- ページ設定を保存すると(保存する度に出る)
「余白が印刷できない領域に設定されています‥‥」の警告が出ます。(たぶん) - これは下余白を 0mmにしているためで、[無視]します。
- ページ罫線
- 見えるけど目立たないような線種、色、太さにする。
- 余白は、
「ページの端」から
上下左右とも 28pt.(28×25.4/72=9.88≒10mm)とする。- 正確に10mmにしたい場合は“10mm”と入力すればよい。Word2013では、28.35pt(=10/(25.4/72))と表示された。
- 一旦、Wordに戻って、再度ページ罫線を見ると 28ptになっていた。
3.テンプレートとして保存
上記で作成したWord文書でなくてもよい。
4.テンプレートの修正
(1)Wordから (2)テンプレートを開き、(3)修正後、(4)上書き保存する。
私は Backstageビューが煩わしいので、次の方法で開いている。
- Word2013を起動する。
- 「白紙の文書」を開く。
- [ファイル]⇒「閉じる」
- Wordは起動しているが、文書は開いていない状態になる。
- Ctrl+O(開く)
- ファイルを開く・ダイアログボックスになるので、
- ファイルの種類(ファイル名の右側のボックス)の[▽]をクリックし、「Wordテンプレート」を選択する。(任意)
- テンプレート保存先を開き、
- テンプレートを選択し、[開く]。
- タイトルバーでファイル名を確認する。
5.使い方
- テンプレートが「CDケースカレンダー」にある場合
- ドキュメント を開き、
- CDケースカレンダー を開く。
- テンプレートをダブルクリックする。
- 既定のフォルダーにテンプレートがある場合
- Word2013を起動する。
- 「お勧めのテンプレート」の右にある「個人用」をクリックする。
- 目的のテンプレートを選択する。
- タイトルバーのファイル名が「文書*」(*には1〜の連番)…新しい文書…になっているのを確認する。
- 完成後は名前を付けて保存する。