(この記事は、なかなかまとまらず 8/14 にアップした)
8月に入って「たすかる505」で田んぼ周辺を草刈りした。記録を残すため、10日の15時過ぎにデジカメを持って家を出た。- 2018.08.02(木)
- 2018.08.03(金)
- 機械(たすかる505)で刈るのだから‥‥ と、隣の耕作放棄地を2往復した。
- ここまで草(主にセイタカアワダチソウ)が伸びていると、たすかる505では苦しい‥‥
- 2018.08.03(金)PM
- 2018.08.05(日)
- 上図より約 60m下流側
- 右側は、よそ様の田んぼ
- 2018.08.06〜07(月〜火)
- 2018.08.08(水)AM
- 5. の地点まで戻り、橋の右側の一車線の道の斜面
- 5. の地点まで戻り、橋の右側の一車線の道の斜面
- 2018.08.08(水)PM
- 彼岸花が咲くから「彼岸町」の才賀川土手の法面
- 昨年は 9/1に紐で刈ったので、今年の彼岸花はストレスが少ないと思う...
- たすかる505では刈れない場所が多い。後日、3枚刃で刈る予定。
- 2018.08.09(木)
- シルバー人材センター前の田んぼ(黒米)の農道
- ここまで来てやっと気が付いた。
出穂期が終わっている!
今日の結論
今日こそ下書きのブログを整理しよう‥‥ と、草刈りは止めてパソコンとにらめっこしていたが、ググり出したら止まらなくなった...
- 最後の日(8/9)になって「出穂」に気が付いたのは大失敗だった。
- ここは 7/13〜14に刈っている場所。今は草刈りの時期ではない‥‥ はず。
- 今年の黒米、斑点米が多かった‥‥ ら、この時の草刈りの所為にされても仕方ない...
- 田んぼの草刈り、畑の草刈りとは訳が違う‥‥ を実感する秋になるかも知れない。
- 後は、カメムシに祈る‥‥ しかない。
- たすかる505、斜面より平面での活躍が目立った。
- 前輪の位置を2穴ほど下げたが、刃の痛みが激しく、1穴下げにした。
- この暑い時期、付いて回るだけでよければ、草刈りも楽なものだが...
参考)
- 出穂とは止め葉の葉鞘から穂 の先が出ることです(pdf.新潟県のWebサイト)
カメムシ被害ストップ!
こまめな草刈りを徹底しましょう。
※農道・畦畔の草刈りを出穂前の7月下旬までに行い、カメムシの生息密度を抑えましょう。- 出穂とは止め葉の葉鞘から穂の先が出ることです。(穂の先端が少しでも見えたらその穂は出穂したと言います。)
- 出穂期とは、水田全体の 40〜50%が出穂した日です。
- 穂揃い期とは、水田全体の 80〜90%が出穂した日です。
- 右は、“止め葉 葉鞘” でググってヒットしたもので、北海道大学 作物学研究室の「茎葉の形態」(pdf)より引用
- お米ができるまで(三谷いしがき棚田会‥山口市徳地)
コシヒカリ栽培ごよみ
- 田植え〜出穂は 70日間、畦草刈りは 6月中旬〜7月中旬となっており、出穂の 20日前に終わらせる‥‥ と捉えた。
- 畦畔・農道の草刈りはカメムシを水田に追い込むか?(pdf.農研機構‥茨城県つくば市)
斑点米の原因となるカメムシを防除するには,殺虫剤による防除とともに,畦畔等の草刈りが有効とされています。
現在,草刈りは出穂期の14日(県によっては10日)前までに励行され、それ以降は行わないように指導されています。これは,草刈りによってカメムシが畦畔等から水田に追い込まれることを前提にした指導です。これに対して傍証はありますが、実際の水田においては検証されていませんでした。《出穂期14日前の草刈り試験》
出穂期14日前に畦畔・農道で草刈りをして本種成虫が水田に追い込まれることを想定し、強制的に虫を水田に放しました。他の時期とは違い,虫は水田内には留まりませんでした(表1)。
つまり,出穂期14日前には畦畔・農道を草刈りしてそこに生息する虫をたとえ水田に追い込んだとしても,虫は水田には定着せず,斑点米をだす危険性はありません。虫を農道に放して翌日に草刈りをした場合,虫は農道にも水田にもいませんでした(表2)。
ただし,この場合は虫が水田に追い込まれたかはわかりませんでした。 - 草刈りは、やりすぎに注意−草刈り高が問題雑草の発生に及ぼす影響
あぜや雑草地の草刈りは、雑草や害虫の発生を抑える上で重要な作業である。
ところが、調査してみると草刈りをすることによって、かえって田んぼの害虫である斑点米カメムシが増加してしまう例が見られた。雑草や害虫を抑えるはずの草刈りによって、どうして害虫が増えてしまったのだろうか? イネを食害する斑点米カメムシは、イネに移る前には、田んぼの周辺に生えるメヒシバやエノコログサ、イヌビエなどのイネ科の雑草に生息していることが知られている。
そこで、県内 10 地区を対象に、草刈り時に高さを少し高くすることによって、イネ科以外の植物に対するダメージを弱くすることを試みた。まず心配されるのは、草の高さが押さえられずに高く伸びてしまうのではないかということである。
しかし、草刈りによって横に伸びる植物が広がり、通常の草刈りに比べて目立つほど高くはならなかった。それでは、イネ科雑草の抑制効果はどうだっただろうか。草刈りの時期や、もともと生えている植物の種類数によって効果は異なるが、いずれの試験においても高く草を刈ることによって斑点米カメムシの発生源であるイネ科雑草を抑えることができた。
草を高く刈ることは、刈り払い機の刃で石を飛ばしたりすることも少なく安全性の向上も期待される。現在、複数の農機具メーカーと共同で高草刈り用の刈り払い機の開発に取り組んでいるところである。