Word2013の例です。
§1.手動で手順を確認する。
備忘録を開き、機能確認のため、目次のページ以外の任意の場所を表示させておく。
- ホーム・タブ/編集・グループの[検索]の右の[▼]をクリックし、
- [ジャンプ]を選択する。
- 【検索と置換】ダイアログボックスで、
- 「移動先」の「ブックマーク」を選択し、
- 「ブックマーク名」の「目次」を選択する。
- [ジャンプ]する。
- [閉じる]。
本文に戻るので、目次が表示されていることを確認する。
§2.マクロを登録する
- 表示・タブ/マクロ・グループの[マクロ]の[▼]をクリックし、
- [マクロの記録]を選択する。
- 【マクロの記録】ダイアログボックスで、
- マクロ名:“目次にジャンプする”
- マクロの保存先:今開いている文書を選択する。
- [OK]
- §1.のとおり実行する。
- 余計な操作は一切行わない。
- 間違ったら、次の[記録終了]を行う。
- 表示・タブ/マクロ・グループの[マクロ]の[▼]をクリックし、
- [記録終了]を選択する。
§3.マクロの動作確認
目次のページ以外の任意の場所を表示させておく。
- Alt+F8(マクロの表示)
- または、表示・タブ/マクロ・グループの[マクロ]の[▼]⇒[マクロの表示]
- マクロ名の[目次にジャンプする]を選択し、
- [実行]する。
§4.マクロの削除
マクロの記録に失敗した時や、動作確認に失敗した時は、一旦「目次にジャンプする」マクロを削除し、作り替える必要がある。
- Alt+F8(マクロの表示)
- マクロ名の[目次にジャンプする]を選択し、
- [削除]する。
- 確認メッセージが出るので、[はい]を選択する。
§5.マクロにショートカットキーを割り当てる
- ファイル・タブ ⇒ オプション をクリックする。
- リボンのユーザー設定を選択し、
- ショートカットキー:[ユーザー設定]をクリックする。
- 【キーボードのユーザー設定】ダイアログボックスで、
- 分類:「マクロ」を選択し、
- 保存先:現在の文書を選択する。
- マクロ:「目次にジャンプする」を選択し、
- 割り当てるキーを押してください:カーソルを移し、Alt+M を押す。
→ [M]としたのは “目次” のMとの語呂合わせで、他のキーでもよい。- ボックスに “Alt+M” と表示される。
- 現在の割り当て:[未定義]と表示される。
- [割り当て]をクリックし、
- [閉じる]。
- 【Wordのオプション】ダイアログボックスは[OK]で閉じる。
Word文書に戻ったら、
-
- 目次以外のページを表示させておき、
- Alt+M で機能を確認する。
§6.文書を保存する
§7.旧文書の削除
マクロ有効文書を作成後は、旧文書の残しておくとトラブルの一因になるので、削除した方がいいでしょう。
≪エクスプローラ上での表示の違い≫
目次にジャンプするハイパーリンクが作ってある時
例えば下図のようなハイパーリンクが作ってある場合です。
この 目次 をポイントした時、右図のようなヒントを表示させる方法です。
- 目次 を右クリック ⇒ ハイパーリンクの編集 をクリックする。
- 表示文字列が右クリックした文字列と同じであることを確認し、[ヒント設定]をクリックする。
- ヒントのテキストに表示する文字列(ここでは “目次にジャンプする(Alt+M)”)を入力し、[OK]
- [OK]でダイアログボックスを閉じる。
参考)
- 例えば、ハイパーリンクがヘッダーに作ってある場合、目次 をポイントしてもヒントが表示されない場合があります。
この場合は、一旦 目次をクリックし(アクティブにして)、ポイントし直すと表示されます。