まりふのひと

89th(c)昭輔窯/精錬度は前回並みであった

今回のポイント

  • 目標は、前回(88回)並みの品質で操業時間の短縮。
  • 底部 12cmまでは、比較的乾燥した竹を詰めた。

焼け落ち量

 内窯の高さ 57cm。





今回
89回
  • 茶色は酸化鉄。(たぶん)
  • 内窯と上蓋の間に竹が挟まって(の部分)隙間が出来た為か‥‥ (準備に手抜かりがあったということ)
  • 煙の漏れが多かったのも この所為だろう...
  • 落ち込みは比較的少なく、極端な「穴」も無かった。
88回
  • 局部的に落ちている場所があるものの、
    比較的きれいに焼けていた。
87回
  • 焼け落ち量が大きいとは思っていたが‥‥
    特に手前(焚口と反対側)がひどい。
  • 精錬度が Goodなので、仕方ないか...
86回
  • 平均的に焼け落ち量は小さく、
    「おやッ?」という感じであったが、
    局部的にはかなり凹んでいた。
  • 一部に錆が付いていたが、
    平均的? で気になるほどではなかった。
85回  

精錬度








今回
89回
  • 今回より精錬度≦2.0(100Ω以下)を一級品とした。
    まずまずの一級品(左側)が採れた。
  • 底部 12cmは、前回より乾燥度では劣るが比較的乾いた竹を置いた。
  • 薪にする竹は十分に用意し、ボンボン燃やした積りだったが...
  • 精錬度では前回より劣った。
88回
  • 底部 10cmは、比較的乾いた竹を置いた。
  • 前回より2cm少ないのは、見通しの甘さで準備不足。
87回 底部 12cmは、乾いた竹を置いた。
86回 上部 5cmは、精錬度不足の炭を置いた。
85回 底から10cmまで
精錬度不足の炭を置いた。
84回 底から5cmまで
精錬度不足の炭を置いた。
83回 底から12cmまでは
82回の(乾いた)残り竹。

結果

  • 朝起きた時は雨だったが、昼間には晴れ間が‥‥ で、15時より窯を開けた。終了は16時半頃。
  • 精錬度は、87回より劣るものの、量的には同じであった。
  • 時間的には、88回:11時間45分、今回は11時間であった。
  • 乾燥度の高い竹を底に敷くのは、精錬度の高い炭をつくるのに「効果あり」と思われる。
  • 内窯と上蓋の間に竹を挟んでシマッタ!
     「やけに煙が漏れるなぁ〜」と感じたのはこの所為であったと推定される。(反省