まりふのひと

のうぐろ(藁づか,わらぐろ)作りに苦戦







1
  • 10日に穴を掘って位置決めしておいた。

  • 11日 12時に作業開始。
  • 柱の周囲を補強を兼ねて竹を叩き込み、
    ハウスバンドで結束した。
  • その後、半径70cmで水はけ用の溝を掘った。
  • 掘り上げた土は円形の中に積み、均した。
2
  • 1段目を反時計回りに藁を敷いた。
    33束だった。
  • 中心部は浮いている感じなので、
    体重を掛けて固めた。
3
  • 14時頃
  • 3段目を敷き終えた。
  • 2〜3段目は36束だった。
  • ここまでは上手くできたと思う。
    (置くだけだから...)
4
  • 15時頃
  • 藁の先端が硬くて柱に巻付かない!
  • 何で左右のバランスが悪いの?
5
  • 16時半
  • とりあえず今日はこれまでとし...
6
  • 改めて「大岩 近くにあるのうぐろ」を見に行った。
    (写真は11月3日に撮影したもの)
  • のうぐろに断って、はしごに登って観察‥‥

    どうしたらこうなるの???


 帰宅後、長男からのメールを読みながらググっていたら‥‥

  • わらぐろづくりに行ってきた!宇和の歴史的な景観づくり。@愛媛県西予市
     穂先を中心部に向けて、片足でしっかりと踏みつけ(固定し)ながら、円状に藁を敷いていきます。中心部をしっかり固定しながら、外側の藁もしっかり踏み固めていくことで、水が中にしみ込まなくなります
    しみ込んでしまうと腐ってしまうこともあるので、タブーなんです。
    • タブーと言われても‥‥ もう知ってシマッタ!
      あ〜ぁ、今年ののうぐろは腐ってしまうかも。ま、腐ったら田んぼに入れて肥料にしよう...
      それはそれとして、上記サイトにあった「屋根のてっぺん」を作ってしみ込み対策にしよう。


7
  • 12日は草刈りのためのうぐろ作りはお休み。
  • 13日 屋根作り
  • 雨がしみ込まないよう自己流で屋根を作って、
    完成とした。
  • 左に立っている棒は 1.8mなので
    のうぐろの正味高さは、約 1.3mとなる。


 帰宅後、長男から聞いたサイトを探す‥‥

  1. 宇和の「わらぐろ」作り方マニュアル その壱愛媛県歴史文化博物館 学芸員ブログ『研究室から』)
    • 作業(1) 藁を準備する。
       稲刈りした後の稲を脱穀します。その後、乾燥させるために、藁を4本の束で1組にして、田んぼに2週間程置きます
    • 作業(2) 杭を立てる。
    • 作業(3) 土起こし
       立てた杭の周り半径約1mの土を鍬で起こします。これは完成後、わらぐろの下から水が染み込まないようにするためです。
  2. 宇和の「わらぐろ」作り方マニュアル その弐愛媛県歴史文化博物館 学芸員ブログ『研究室から』)
    • 作業(4) 藁束を集める。
       田んぼで乾燥させていた稲束を、わらぐろを作る場所の周囲に輪状に寄せ集めます。わらぐろの製作は、基本的には2人で行います。夫婦の共同作業でもあり、夫婦仲が悪いと、形の良いわらぐろもできないといわれます。
    • 作業(5) 藁を積み上げる。
       藁のもと(根側)が外側・穂先が中央になるように反時計回りに藁を積んでいきます。積む際には、もとが下りになるように、藁を足で踏み固めながら調整します。
      (もとが下りになれば、風雨がしみ込みません。)
    • 作業(6) 屋根を作る。
       藁を積み上げたら、次に庇(ひさし)を作ります。庇に使う藁は、穂先を外側・もとを中央にして、今度は時計回りに積んでいきます。庇が出来たら、再び、もとが外側・穂先が中央になるように藁を積み上げ、屋根を完成させます。積み上げたわらぐろの先端部を、藁縄で強く縛れば完成です。

編集後記

 改めてググったり、写真をよく見るとヒントが隠されている...









 「初めてってそんなもんよ」と言われればそれまでだが、イメージとはチョッとかけ離れたかなぁ〜
標準解答書が欲しいものだ...

  • 来年は麻里府公民館の裏に作って、文化展の作品にしようか。
     サツマイモの敷き藁にも使えるし、話に乗る人がいないかなぁ...