Thunderbirdのバックアップの復元,1年前に Buffalo Backup Utility で行っているが、これを初心者にやれッ! と言うのは失礼ながら無理かも...
今回は「バックアップ研究会」で取った BunBackup のバックアップで行ってみた。
§1.バックアップ データの作り方
- バックアップ元:Windows10/Thunderbird 45.3.0
- バックアップの設定:[編集]メニュー ⇒[アプリケーションから追加]で、☑Thunderbird を選択して作成。
- バックアップ元:
\Thunderbird\ - バックアップ先: K:\BBData\Thunderbird
- バックアップ元:
- ミラーリング実施後の k:\BBData\Thunderbird のプロパティ
- サイズ: 1,492,594,103 バイト
- ファイル数: 1,190
- フォルダー数: 110
- 上記は、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\****.default のプロパティと同じであった。
§2.復元方法1 ‥‥ 手動で
- 復元先:Windows7/Thunderbird 45.2.0(インストール済.処理後、45.3.0に上げた)
- Thunderbird起動。
- 既存のアカウントおよびすべてのメールを削除。
- Thunderbirdを閉じる。
- C:\Users\‥‥\Profiles\****.default 下の全ファイルを削除し、
- §1.で作成したバックアップを LAN でつなぎ、コピーした。
- Thunderbirdを起動したら、「アドオンの一っがこのバージョンでは使いない」旨のメッセージが出たが、無視して進める...
- メイン画面になり、突然、メールが入ってきた。(エッ!? という感じ)
- その後、テスト送受信を行うと「パスワードの入力を求められた」が、成功した。
§3.復元方法2 ‥‥ BunBackupで
- 復元先:Windows7/Thunderbird 45.3.0
- §2.のThunderbirdをアンインストール
- C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming に「Thunderbird」フォルダーが残っていたので、フォルダーごと削除
- 再起動
- 新たにThunderbirdをインストール(45.3.0)
- アカウントもメッセージも何も無いことを確認して閉じる。
- C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming に「Thunderbird」フォルダーが、その下に「profiles.ini」があることを確認した。‥‥ このファイルが出来ていないと、恐らくエラーになるはずと思ったから...
- BunBackup起動
- [新規作成]
- [編集]メニュー ⇒[アプリケーションから追加]で、☑Thunderbird を選択して作成。
- バックアップ元:
\Thunderbird\ - バックアップ先: \\JMK7\BBData\Thunderbird ‥‥ §1.で作成したバックアップ先
- ☑ミラーリングする。
- バックアップ元:
- とりあえず設定を保存する。
- バックアップ元と先を入れ替える。
【バックアップ設定】ダイアログボックスで- タイトルの「バックアップ元フォルダ」を右クリックし、
- [バックアップ元とバックアップ先を入れ替える]をクリックし、[OK]。
- バックアップ元とバックアップ先が入れ替わって表示される。
- タイトルの「バックアップ元フォルダ」を右クリックし、
- バックアッププレビュー後、[バックアップ]した。
- BunBackupを閉じる。(設定ファイルは保存しなかった)
- Thunderbird起動。
- [新着メッセージをすべて受信]‥‥ パスワードの入力(アカウントは11登録してある)を求められたが、無事終了した。
今日の結論
- BunBackupでThunderbirdのバックアップを[アプリケーションから追加]から取ると、[バックアップ元とバックアップ先を入れ替える]方法(§3.復元方法2 の方法)で復元すると、簡単に復元できる。
- 但し、最初の送受信でパスワードの入力を求められる。
以下の点については、テストしていないので不明。
- C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming に「Thunderbird」フォルダーが無い状態でも復元できるか...
- 「Thunderbird」フォルダー下に「古いデータ」(例えば前の持ち主のデータ)が残っていた場合、削除しなくても問題ないか...