まりふのひと

既存のExcelゴルフスコア表からグラフを作る−3

ゴルフスコア 年毎の平均値のグラフを作る


 グラフデータ
ここではグラフを単独に作れるように、グラフデータを用意した。

平成年回数OutInグロスNetパット数
平成20年7 46.2 44.5 47 91.3 78.7
平成21年36 44.5 43.2 44.9 87.9 76
平成22年41 43.7 43.6 45.8 87.7 77.1 34.9
平成23年46 43.5 43.9 46 87.8 77.9 34.2
平成24年48 44.1 44 45.7 88.4 76.5 33.1
平成25年46 44.8 43.8 48.6 89.2 77 33.3
平成26年22 45.4 43.3 47 89.4 76.6 33.2

  1. 上の表を選択し、コピーする。
  2. Excelを起動し、貼り付ける。
  3. 貼り付けのオプションは[貼り付け先の書式にあわせる]がベター。
  4. シート見出しを“平均値表”に変更する。(任意)

このページは、Windows7/Excel2010 に上記方法でコピペし、作成した。



 集合縦棒グラフを作成する
 FOM出版の「よくわかる Microsoft Office Excel**** 基礎」に載っている手順は省略した。

  1. 集合縦棒グラフを作る。
  2. グラフを新しいシートに移動する。
    • シート見出しは “平均値グラフ”とした。(名前は任意)
  3. グラフタイトルは “平均値” とした。(任意)
    1. [レイアウト]タブ/ラベルGr.の[グラフタイトル]をクリックし、
    2. とりあえず[グラフの上]を選択する。
    3. 名前を変更する。(名前も任意)
  4. よく見ると、凡例と横軸が逆なので、入れ替える。
    1. [デザイン]タブ/データGr.の[行/列の切り替え]をクリックする。
  5. 「回数」を折れ線に変更する。
     ∵ 平均値ではないことを明示するため。
    1. 「回数」の任意の棒を選択し、
       → すべての回数の棒グラフにハンドルが付く。(重要!
    2. 右クリック(または メニューキー 押下) ⇒[系列グラフの種類の変更]をクリックする。
    3. 【グラフの種類の変更】ダイアログボックスから、[マーカー付き折れ線]を選択し、
    4. [OK]
  6. 折れ線グラフのマーカー()が目立たないので、白抜きに変更する。
    1. 「回数」の折れ線の任意の場所をクリックする。
       → 全てのマーカーにハンドルが付く。(重要!
    2. 右クリック ⇒[データ系列の書式設定]をクリックする。
    3. [マーカーのオプション]で
      (1)8組み込み とし、
      (2)種類を にする。
      (3)サイズを 10 にする。(大き過ぎかも...
    4. [マーカーの塗りつぶし]の
      (4)8塗りつぶし(単色)とし、
      (5)色を「黄色」にする。(白より目立つ‥‥ たぶん)
    5. [閉じる]
  7. 「回数」の値(ラベル)を表示する。
    1. 「回数」の折れ線の任意の場所をクリックする。
    2. 右クリック ⇒[データラベルの追加]をクリックする。

  8. 「回数」のラベルが目立つようにする。
    1. 「回数」の任意のラベルをクリックする。
       → 全てのラベルにハンドルが付く。(重要!
    2. 右クリック ⇒[データラベルの書式設定]をクリックする。
    3. [ラベルオプション]のラベルの位置を 8*1 にする。
    4. [塗りつぶし]を
      (1)8塗りつぶし(単色)とし
      (2)色を白にする。
    5. [閉じる]


 グラフタイトルを入れる
[デザイン]タブ/グラフのレイアウトGr.の[レイアウト 1]を選択すると、一発で出来るが‥‥

  1. [レイアウト]タブ/ラベルGr.の[グラフ タイトル]をクリックし、
  2. [グラフの上]を選択する。
  3. “グラフ タイトル” というタイトルが表示されるので、
    • 選択して、名前を変える。
    • フォント、フォントサイズ等の変更は、[ホーム]タブ/フォントGr.で行える。
    • 枠線については、[書式]タブ/図形のスタイルGr.で行える。
    • 移動は、枠線をドラッグする。


 回数の目盛りを変える
「回数」の目盛りをグラフの右側に移し、折れ線が下がるよう目盛りの最大値を設定する。

  1. [レイアウト]タブを選択する。
  2. 折れ線の任意の位置をクリックする。
     → 現在の選択範囲Gr.に「系列“回数”」と表示される。(重要!
  3. 現在の選択範囲Gr.の[選択対象の書式設定]をクリックし、
  4. 【データ系列の書式設定】ダイアログボックスの
    1. [系列のオプション]/使用する軸を 8第2軸(上/右側) にする。
    2. [閉じる]
  5. [第2軸縦(値)軸]を選択する。
    • グラフ右側の目盛りをポイントすると、[第2軸縦(値)軸]と表示される位置をクリックする。
    • 選択すると、現在の選択範囲Gr.に「第2軸縦(値)軸」と表示される。
  6. 現在の選択範囲Gr.の[選択対象の書式設定]をクリックする。
  7. 【軸の書式設定】ダイアログボックスで、下記を入力して[閉じる]。
    • 最小値: 8固定 0
    • 最大値: 8固定 200
    • 目盛間隔: 8固定 20
    • 補助目盛間隔: 8固定 10
    • 補助目盛の種類: 外向き
  8. 軸ラベル名を“回数”とし、右上に表示する。
    1. ラベルGr.の[軸ラベル]をクリックし、
    2. [第2縦軸ラベル]をポイント ⇒[軸ラベルを水平に配置]をクリックする。
    3. “軸ラベル”が表示されるので、右上に移し、名前を“回数”に変える。

グラフの見栄えをよくする

 これを行っても、記録向上にはつながりません...

§1.背景に写真を入れる

 背景に使う写真は、自分で用意します。
ここでは、「世界のゴルフ場ベスト100ランキング」(imart.co.jp)から「オークランドヒルCC」の写真を[名前を付けて画像を保存]しました。個人利用の範囲でお使いください。

  1. [グラフ エリア]と表示される場所をクリックする。
  2. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「グラフ エリア」と表示されているのを確認する。
  3. 図形のスタイルGr.の[図形の塗りつぶし]をクリックし、
  4. [図]を選択する。
  5. 【図の挿入】ダイアログボックスで、背景に使う図を選択し、[挿入]する。

  6. [プロット エリア]と表示される場所をクリックする。
  7. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「プロット エリア」と表示されているのを確認する。
  8. 図形のスタイルGr.の[図形の塗りつぶし]をクリックし、
  9. [塗りつぶしなし]を選択する。
§2.凡例の背景を変える

 上記により凡例が見難くなったので、凡例の背景を「白」にする。

  1. [凡例]と表示される場所をクリックする。
  2. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「凡例」と表示されているのを確認する。
  3. 図形のスタイルGr.の[図形の塗りつぶし]をクリックし、
  4. テーマの色から、白色を選択する。

  5. 更に、図形のスタイルGr.で、カスタマイズすることが出来る。
  6. 移動は「テキスト ボックス」と同じ要領で、枠線をドラッグする。
§3.グラフタイトルをカスタマイズする
  1. [グラフタイトル]と表示される場所をクリックする。
  2. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「グラフタイトル」と表示されているのを確認する。
  3. フォント、フォントサイズの変更は、[ホーム]タブ/フォントGr.で行う。
  4. 枠線のカスタマイズは、[書式]タブ/図形のスタイルGr.で行う。
  5. 文字のカスタマイズは、[書式]タブ/ワードアートのスタイルGr.で行う。
§4.縦軸関連
  1. [縦(値)軸]と表示される場所をクリックする。
  2. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「縦(値)軸」と表示されているのを確認する。
  3. フォント、サイズ、色等の変更は、[ホーム]タブ/フォントGr.で行う。
§5.横軸関連
  1. [横(項目)軸]と表示される場所をクリックする。
  2. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「横(項目)軸」と表示されているのを確認する。
  3. フォント、サイズ、色等の変更は、[ホーム]タブ/フォントGr.で行う。
§6.棒グラフをグラデーションにする

 例として「グロス」を行ってみる。

  1. グロス」の任意の棒をクリックする。
    • すべてのグロスの棒にハンドルが付く。(重要!
  2. [書式]タブ/現在の選択範囲Gr.に「系列“グロス”」と表示されているのを確認する。
  3. 図形のスタイルGr.の[図形の塗りつぶし]をクリックし、
  4. [グラデーション]をポイント ⇒[その他のグラデーション]をクリックする。
  5. [塗りつぶし]の 8塗りつぶし(グラデーション)を選択する。
  6. Word2010
    1. 左端の分岐点の色を指定する。
      1. 左端の分岐点を選択し(選択されているはず)
      2. 色を指定する(元の色に近い方がよいかも...)
    2. 中央の分岐点は削除する。
      1. 中央の分岐点を選択し、
      2. [グラデーションの分岐点を削除します]をクリックする。
    3. 左端の分岐点の色は「白」にし、半透明にする。
      1. 左端の分岐点を選択し、
      2. 色を「白」にする。
      3. 透過性を 50% にする。(値は任意)
  7. Word2007
    1. グラデーションの分岐点の[▼]をクリックし、[分岐点3]がある時は、[分岐点2]を選択し[削除]する。
    2. グラデーションの分岐点を[分岐点1]にする。
      1. 分岐点が 0% になる。
      2. 色を指定する(元の色に近い方がよいかも...)
    3. グラデーションの分岐点を[分岐点2]にする。
      1. 分岐点が 100% になる。
      2. 色を「白」にする。
      3. 透過性を 50% にする。(値は任意)
  8. [閉じる]

 同様に他の棒も行う。(任意)

完成のイメージ


翌年のデータが出来た時

 現在のグラフデータの範囲は A1:H8 なので、行が増え A1:H9 になる。
そこで、グラフデータの範囲を広げる。

  1. [デザイン]タブ/データGr.の[データの選択]をクリックする。
  2. 現在の「グラフ データの範囲」(=平均値表!$A$1:$H$8)が表示されるので、
    1. 新しい範囲は A1〜H9 なので、右端の 8 を 9 に変更し、
    2. [OK]

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*1:下 にすると、回数が少ない時、隠れる可能性がある。