「よくわかる Microsoft Excel2010 基礎」の第8章/参考学習の「ウィンドウ枠の固定」
補足として、下記を説明した。
- ウィンドウ枠の固定を行うと、罫線が太く表示される。
- 1〜3行目は表示しないで、4行目のみを固定できる。
早速、2. を実行してもらったところ、ある人のパソコンで「関係ない行&列が固定される」現象が発生した。
- 右図。(クリックで拡大)
- 20行、G列までが固定されている。(罫線が太い)
- 試に1〜4行を固定してみると正常であった。
直感的に
- LAN 回線を切って、ウィルスのクイックスキャンを実行 ‥‥ 感染は見られない。
- Office 修復 ‥‥ 完了
- Windows Update ‥‥ オプションで 1件あった(SP2?)ので、実施。
それでも直らないので、自分のパソコンで実施する‥‥
- 4行目までスクロール(1〜3行目が見えない状態)
- 行4 を行選択し、
- [ウィンドウ枠を固定]する。
エッ! 同じ現象が発生するじゃん!
エッ! 操作 違うじゃん! 行 5 を行選択じゃん!
- [ウィンドウ枠の固定の解除]
- 行5 を行選択し、
- [ウィンドウ枠を固定]する。
今度は成功‥‥ というより正常に動作した。
問題のパソコンでも‥‥ 正常に動作した...
編集後記
- 操作ミスとはいえ、Microsoft も罪なことをするもんだ。
- 「ミスならミスと言ってほしいょ」 おかげで余計な作業をした。
- 問題解決?後、ネットを検索したら同じような指摘があった。
A列・1行目選択時のウィンドウ枠の固定 この機能に慣れていない方の場合、固定したい行・列そのものを選択しておいてから、[ウィンドウ枠の固定]コマンドを実行したくなるようなのです。このことに起因する質問をいただくことがあります。
A列と1行目を固定させたかったのに変なところで固定されてしまいました...? というご質問です。
こんな状態でウィンドウ枠の固定が行われることを仕様とした設計者の気持ちが、私には理解できませんが、現状のExcelはこれが仕様なのです‥‥