「趣味発見! なるほど楽しいはがき作成&宛名印刷」(FOM出版)は、Excel住所録を使って Word の応用にチャレンジする内容になっており、Word も Excel も「入力ができる人」が対象になっているようだ。
麻里府パソコン同好会では、1年目に「Word の基礎」、2年目以降に「Excel の基礎」を行っている関係上、前述のテキストを「すんなり採用」できないが、Excel の基礎を修了していないと出来ない内容でもない。ただ説明する側すれば、「ここ」「あそこ」「あっち」「こっち」と言う訳にはいかない。
そこで、Excel の画面構成と簡単な説明の記事(テキスト)を作ることにした。
■ Excel2010の画面構成
- 1.タイトルバー
- 2.Excelウィンドウ操作ボタン
- 左から、[最小化],[最大化/元に戻す],[閉じる]ボタンです。
- 3.ブックウィンドウ操作ボタン
- ブック(この画面では「Book1」)の、[最小化],[最大化/元に戻す],[閉じる]ボタンです。
- Excelウィンドウとブックウィンドウの違いを、よく認識してください。
- 4.クイック アクセス ツール バー
- よく使うコマンド(命令)を登録できます。
- ここに登録すると、クリック一発で起動することが出来ます。
- 右端の[▼]をクリックすると、用意されているコマンドを登録することができます。
- 5.リボン
- コマンド(命令)を実行する時に使います。
- 5−1 タブ
- 5−2 グループ名
- ここでは、例えば、[ホーム]タブ/数値Gr. と記述します。
- コマンド(命令)を実行する時に使います。
- 6.リボンの最小化
- クリックするとリボンが折りたたまれて、タブ名だけが表示されます。
- 再度クリックすると、リボンが表示されます。
- ショートカット キーは、[Ctrl]+[F1]です。
- 7.Microsoft Excel ヘルプ
- 使ったことが無いので...
- 8.ステータスバー
- 現在の状況や処理手手順が表示されます。
- ユーザー設定するには、右クリックします。
- 9.スクロールバー
- ブックウィンドウの横分割: 垂直スクロールバーの上端にあるボタンを下にドラッグする。
- ブックウィンドウの縦分割: 水平スクロールバーの右端にあるボタンを左にドラッグする。
- 水平スクロールバーの幅を狭くする: 水平スクロールバーの左端にあるボタンを右にドラッグする。
- シートが増えた場合の有効。
- 10.表示選択ショートカット ‥‥ [表示]タブ/ブックの表示Gr.
- 11.ズーム ‥‥ [表示]タブ/ズームGr.
- シートの表示倍率を変更する時に使います。
- %表示をクリックすると【ズーム】ダイアログボックスがでます。
- [−]をクリックすると 10% ずつ縮小されます。
- [+]をクリックすると 10% ずつ拡大されます。
- スライダー ボックスをドラッグまたはスライダーをクリックしても変えられます。
- シートの表示倍率を変更する時に使います。
- 12.列番号
- A列〜XFD列までの 16,384列あります。
- 13.行番号
- 1行〜1,048,576列まであります。
- 14.セル
- 行と列が交わる一つ一つのマス目のことです。
- 位置は、行番号と列番号で表します。
例えば、G列の10行目のセルは「G10」となり、これは名前ボックスに表示されます。
- 15.アクティブセル
- 処理の対象となっているセルです。
- この太い枠線が、エクセルの「カーソル」です。
- 右下隅の ■ を「フィルハンドル」と云います。
- 16.名前ボックス
- アクティブセルの位置が表示されます。
- 選択したセル範囲に名前を付ける時にも使います。
- 17.数式バー
- アクティブセルに入力した内容が表示されます。
- アクティブセルは狭いので全て表示されない場合があります。数式バーでは、1行に表示できない場合はスクロールバーが表示されます。
- 18.数式バーの展開
- クリックすると、最大3行で表示されます。それ以上ある場合は、スクロールバーが表示されます。
- 19.全セル選択ボタン
- 20.シート見出し
- 21.ワークシートの挿入
- 新しいシートを挿入する時にクリックします。
- 22.見出しスクロールボタン
- 23.マウスポインター
- 画面の位置や選択するコマンドにより形が変わります。
■ パソコン&Excelの設定
- タスクボタンを結合しない ‥‥ これは初心者向けのパソコンの設定です。
ウィンドウとタスクボタンが1:1で対応するようにします。- タスクバーを右クリックし、
- [プロパティ]をクリックする。
- [タスクバー]タブの
- タスクバーのボタン」を[結合しない]に変更する。
- [OK]ボタンをクリックする。
- セルの入力確定後、アクティブ セルを移動する方向 ‥‥ この設定は任意です。
- Excel を起動する。
- [ファイル]タブをクリックする。
- [オプション]をクリックする。
- [詳細設定]をクリックする。
- 「REnterキーを押した後にセルを移動する」の「方向」を 下/右/上/左 から選択する。
チェックを外すと移動しなくなる。 - [OK]ボタンをクリックする。