まりふのひと

Wordで作るブックレット/印刷形式[本(縦方向に谷折り]と[本(縦方向に山折り]の違い

Wordで作るブックレット『麻里府の竹炭』 で、表紙を含む全 8ページのブックレット(小冊子)を作ったが、「ページが増えたらどうしよう‥‥」と、販売する前から心配している。
「まちづくり新聞」のA4版,Wordの印刷形式[本(縦方向に谷折り)]で作れた では 4ページの新聞を「縦方向谷折り」で出来たが、5ページになったらどうなるのだろう‥‥ と心配事が絶えない...


 印刷形式:本(縦方向に谷折り)/本(縦方向に山折り) の違い
これは、やってみて解ったことで、厳密には違うかも知れない...

  • 文書の作り方は、全く同じ。
  • 谷折りは左綴じ、山折りは右綴じのブックレット用である。
  • 両方とも、両面印刷を前提としている。
    • 両面印刷できるプリンターである必要はない。


 左綴じ(谷折り)ブックレットの作成例
ハガキの大きさ(ほぼ A6版)のメモ用紙があったので、これを使って A7版のブックレットを Word2003 で作ってみた。

§1.ページ設定
  1. 用紙サイズは、A6判。(105×148)
    • [はがき]で代用可能
  2. 印刷の向きを「横」にし、
  3. 印刷の形式を[本(縦方向に谷折り]にする。
    • これにより、文書の大きさは ハガキの半分,ほぼ A7版になる。
  4. 余白は、上下:6mm、内側および外側:6mmとした。
  5. 文字数と行数の指定:8標準の文字数を使う
§2.ページ罫線

これは任意で、後から行ってもよい。

  1. 【線種とページ罫線と網かけの設定】ダイアログボックス/[ページ罫線]タブの[オプション]をクリックし、
  2. 上下左右の余白を 17pt.とした。
    • 17pt.にしたのは、余白(6mm/(25.4mm/72)=17.0)に合わせるため。
       実際にはもっと小さくしないと窮屈になる。
§3.入力

今回は印刷テストなので、

  • 136pt.の丸付き数字とし、(1ページ 1文字)
  • 10ページ分作成した。
§4.印刷

基本は両面印刷。プリンター(Canon iP3500)の両面印刷機能は使わない。

  1. 【印刷】ダイアログボックスで、R手差し両面印刷 とする。
  2. 印刷を開始すると、「片面の印刷が終了したら用紙を取り出し‥‥」の警告が出るので、
    表面の印刷が終わるまで待つ。
  3. 表面が印刷される。(3枚)
  4. 印刷が中断されるので、印刷された表面を裏面にしてプリンターにセットする。
  5. 警告の[OK]をクリックする。
  6. 裏面が印刷される。

印刷後、半分に折って、中央を綴じる と完成する。

§5.サンプルファイル

ここで作成した Word2003文書ファイルは、下記よりダウンロードできます。(右端の[↓]をクリックする)