4月からテキストに使っている Windows7入門(日経BP社)、今、「第5章 インターネットの利用」に入っているが、これは IE8の内容。Windows7 パソコンを最近購入された方は IE9 がプレインストールされている(64ビット機?)し、自動配信が始っている ことから、先手を打とうと前回までに IE8 は IE9 にアップグレードした。
IE9の画面構成は「Internet Explorer9(IE9)の画面について」に任せるとして、強化されたタブ を参考に、タブ周辺を整理してみた。
- 新デザインの「新しいタブ」ページ
IE9では、新しいタブ・ページ(ブランクのタブ・ページ)のデザインが更新された。従来は文字ばかりのページが表示されていたが、IE9ではいままでよく利用したWebサイトが、その頻度順に(デフォルトでは10個まで)並んで表示される。
このページ上のアイコンを右クリックして、スタート・メニューに登録することもできる... - クイック・タブ機能の有効化
IE8にあった「クイック・タブ」機能(表示中のWebページの縮小版をタブ・ページに一覧表示する機能。[Ctrl]+[Q]キーでいつでも起動できる。IE8の記事参照)はIE9でも利用できるが、デフォルトでは無効になっている。利用したければ、「インターネット オプション」の設定画面で[全般]タブを選択し、「タブ」グループの[設定]ボタンをクリックする。そして表示された「タブ ブラウズの設定」画面で[クイック タブを有効にする (Ctrl+Q)]のチェック・ボックスをオンにして、IE9を再起動すればよい。
- タブの移動/ウィンドウ化
1つのタブだけを IE9のウィンドウから切り離したり、別の IE9のウィンドウへ移動させたりといった操作が可能になっている(正式には「タブの分離と回復」という)。
タブを移動させるのは簡単である。タブの部分をマウスでドラッグし、デスクトップへ置けば独立したIEのウィンドウ(とタブ)に変更されるし、ほかのIEのタブ列へドロップすれば、そこへ再配置される... - 移動できるタブの制限
IE9では、ピン止めされたWebサイト を作成することができるが、このようなサイトから派生した IE9のタブは、そうでない IE9のタブと相互に移動、マージ(結合)することはできない。
但し、親が同じピン止めされたサイトなら、その子のタブ同士は相互に移動したり、マージしたりできる。 - その他
- タブを独立した行に移す
- タイトルバーまたはコマンドバーを右クリックし、
- [別の行にタブを表示]にチェックを入れる。
- リンク先を新しいタブで開く ‥‥ [Ctrl]+クリック
- リンク先を新しいタブで開き、アクティブにする ‥‥ [Shift]+[Ctrl]+クリック
- サイトによっては、上手く機能しない場合がある。
- リンク先を新しいウィンドウで開く ‥‥ [Shift]+クリック
- 検索結果を新しいタブで表示する ‥‥ 検索キーワードを入力し、[Alt]+[Enter]
- タブの順序変更 ‥‥ タブを(水平に)ドラッグする
- 他のタブを閉じる ‥‥ タブを右クリック ⇒[他のタブを閉じる]をクリック
- タブを独立した行に移す