まりふのひと

Word2003で作る連番入り「麻里府文化展」肉うどん券

作成のポイント

  • 作成する「券」は、次の3種類とする。

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これは昨年の例。今年は同じ大きさにする。

  • 各券には1アップの連番を振る。f:id:ogohnohito:20190424093759p:plain:w128:right
  • 用紙は、エレコムの「なっとく。ハーフサイズ名刺」(45.5mm×55mm)と同じサイズとする。
    • 今回は横長、用紙全体としては、A4版横置きとする。
  • 券の大きさが小さくなるので、表面は券の種類,金額,連番、裏面は共通の項目とする。
  • 一目見て券の種類が判るように配慮する。



データソース

  • Excel で作る。ファイル名は任意であるが、ここでは「発行番号」とする。
  • 項目名(セルA1)は任意であるが、ここでは“発行番号”とした。
  • シート見出しを変え、券の種類別に連番を入力する。f:id:ogohnohito:20190424094233p:plain:right:w320
    • シート見出し名は任意であるが、ここでは「肉うどん」、「ぜんざい」、「コーヒー」とした。
       昨年、何番まで作ったかが判るようにするため。
    • サンプルとして、それぞれ 50、40、30 までの連番を入力する。



ラベルの登録

  • ラベル名は任意であるが、ここでは“エレコム A4横ハーフサイズ名刺”とした。
  • ポイントは、「用紙サイズ」を A4横置き にする。

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登録例



Wordで作る肉うどん券

  • 1行目でいきなり[Enter]は禁物。(表がずれる)
  • ワードアートやクリップアート等を使うのであれば、[セルの配置]を「両端揃え(上)」にした方がトラブルが少ない。
  • [セルの配置]を変更するのであれば、事前に、表全体を選択して一括して行った方が良い。
    • テキストのみでは、[複数ラベルに反映]で[セルの配置]が他のラベルに反映されない(ようだ)。
  • ワードアートやクリップアート等を入力後では、[複数ラベルに反映]が効果を発する。
  • 発行番号が無いラベルは“No.”も印刷しないようにするには、「差し込むデータが無い時、文字列(ここでは“様”)を表示しないようにする」が参考になる。

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【上図1行目の例】

“麻里府文化展”はワードアートなので省略。

  1. 入力
    • “No. 123”(間に全角スペースを入れてある)
  2. 段落の書式
    • 右揃え
    • 右のインデント幅: 0.5字
    • 間隔−段落前: 0.5行
  3. “No.” の設定
    1. “No.” を選択し、切り取る。
    2. [Wordフィールドの挿入]をクリックし、
    3. [If...Then...Else(If文)]をクリックする。
    4. フィールド: 発行番号
      比較: 空白でない
      挿入する文字列: “No.” (貼り付ける)
      [OK]
  4. “123” の設定
    1. “123” を選択し、
    2. [差し込みフィールドの挿入]をクリックする。
    3. 「発行番号」を選択し、
    4. [閉じる]
  5. フォント・フォントサイズを設定する。

出来上がったところで、[複数ラベルに反映]する。


  • 差し込みフィールドは無いが、差し込み印刷にしておいた方が[複数ラベルに反映]ボタンが使えるので便利。
  • 画像(オブジェクト)を使わないのであれば、[セルの配置]で「中央揃え」にする方法がある。
  • 印刷は、直接印刷とし部数で対処できる。

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いきさつ

今年も麻里府文化展が近づいた。田布施町/麻里府公民館行事のWebページ によれば、11月第2日曜日となっているので、11月14日となる。

採用されることを祈って...